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初期段階にある米国のモバイル Eコマース、浮上のきっかけは米国では、モバイル機器からのインターネット アクセスが急速に日常化している。調査会社の eMarketer によると、2010年には、全米で携帯電話端末を使ってインターネットにアクセスするユーザーは8000万人を超えることが予想されるという。
これは携帯電話ユーザー全体のほぼ35%に当たり、米国民全体のほぼ27%に相当する。だが、モバイル端末によるオンライン ショッピングは、こうしたインターネットへのアクセス数ほど急速に普及しているわけではない。 eMarketer のレポート「Mobile Commerce: Ahead of Its Time (初期段階にあるモバイル コマース)」は、携帯電話ユーザーの声として、購入プロセスが今ほど面倒でなく、商品が見つけやすく、使っている端末がセキュアなクレジットカード取引をサポートしていれば、もっと買い物をするという意見を紹介している。eMarketer によれば、Web 対応の携帯電話ユーザーは、ショッピングよりも、天気予報やニュース、映画の上映時間のチェック、オンライン バンキングといった用途で携帯端末を使う頻度の方がずっと高いという。 eMarketer の上席アナリストで今回のレポートの執筆者でもある Jeffrey Grau 氏は取材に対し、「今はまだ初期の段階だが、モバイル Eコマース市場が勢いづいているのは間違いない」と語った。 Grau 氏によると、モバイル Eコマースは、10年ほど前の時点の、より広い意味での Web における Eコマースと同様に、用心されながらも米国の消費者に受け入れられていく段階にあるという。「当時の消費者はクレジットカードのセキュリティに不安を感じていたが、現在はさらに警戒感が強く、この大きな障害を乗り越えなければならない。また、モバイルの場合は、セキュリティだけでなく、他にも問題がある。例えば、表示画面が小さいため、日常品、さらにはより高級な品について、目でよく確認できない物を買うのに不安を覚えるといった点だ」 今後は、3月に発売が予定されている Apple の iPad や他のタブレットデバイスの登場により、モバイル Eコマース業者にとって商品をより大きく表示できる余地が生まれると、Grau 氏は見ている。 関連記事
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