PayPal、新規株式公開で6300万ドル調達を計画「オンラインを使った安全な送金と受け取り」を宣伝するオンライン決済サービスの PayPal Inc. は、新規株式公開 (IPO) において1株あたり12ドルから14ドルで540万株を発行して資金を調達する計画をしている。1990年代後半にブームになった IPO だが最近とんと聞かれず、久しぶりの感じだ。
PayPal (カリフォルニア州パロアルト) は、Eメールアドレスさえ持っていれば、企業であろうと個人であろうと安全にオンラインで送金と受取ができる決済サービスを提供している会社。米証券取引委員会 (SEC) に提出した届出書によると、同社はこの IPO で約6330万ドルの調達を期待しているという。 ある意味で、この資金調達は IPO が大流行だった1990年代後半にタイムスリップしたようにも見える。PayPal は、株式発行目論見書の中で、設立以来まだ1期も利益を出したことがないと公表している。 それどころか、PayPal (1999年設立) は、今年1月から9月まで9カ月間の決算では、売上6440万ドルを上回る8930万ドルの損失を出している。しかし、売上は急増中だという。2000年同期は560万ドルであったから、それに比べ10倍以上に急増したのは確かだ。 PayPal は、「銀行口座やクレジットカードといった既存の金融インフラを基盤にした」サービスを提供していると言う。そして、今年9月までの9カ月間、「1日平均1万8500件の割合で口座が増加中だ」と述べている。 関連記事 最新トップニュース
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