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2002年3月29日 00:00

未だ先の見えぬ通信業界

音声インフラメーカーの Sonus Networks (NASDAQ:SONS) は27日、第1四半期決算の業績見通しを発表した。「米国電気通信業界が一層悪化している」ことを理由に挙げ、内容は低調なものになっている。

同社は第1四半期の売上をおよそ2100万ドル、リストラ費用や非経常項目および獲得資産の減損分や株式報奨を除いた純損失を1株あたりおよそ8セントと見込んでいる。当初アナリストらが出していた業績予想は、売上高が3250万ドル、損失が1株あたり4セントというものだった。

同社はまた、過剰在庫の経費として500万ドルないし1000万ドルの計上も見込んでいる。

昨年第1四半期の業績は、売上高が4150万ドルで利益は20万ドル (1株あたり1セント未満) だった。

通信市場の顧客企業に資本投下の再開を願っているのは Sonus だけではない。Juniper Networks (NASDAQ:JNPR) も同日、第1四半期の業績見通しを下方修正している。

インターネットインフラメーカーの Juniper は、第1四半期の売上が1億2000万ドルないし1億2500万ドルで、損益ゼロをわずかに上回る程度になるとの見通しを発表した。当初同社は1億5000万ドルないし1億5500万ドルの売上を見込んでいた。なお Thomson Financial/First Call が取りまとめたアナリストらの予想では、売上高1億3900万ドルで1株あたり2セントの損失となっていた。

Juniper の会長兼 CEO、Scott Kriens 氏は「同四半期のクライアント企業の支出レベルは予想を下回るものだったが、クライアントの顔ぶれは、主要プロバイダおよび通信事業者がそろい、より多様なものとなった。当社は引き続き財務上の基本要素や当社の複合的な市場戦略、製品ラインの拡大に注力する。それらすべては、公共ネットワーク業界の状況が改善した暁には、業績拡大につながる決定的な要素となる」と述べた。

同氏が期待を寄せる通信市場の回復。果たしてそれがいつ頃になるのか誰にも未だわからない。

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