Orbitz が IPO を申請、1億2500万ドル調達の可能性オンライン旅行サービスの Orbitz は20日、新規株式公開 (IPO) を申請した。実現すれば調達金額は最高1億2500万ドルに達する可能性があると見られている。ライバルの Expedia (NASDAQ:EXPE) と Travelocity (NASDAQ:TVLY) に対する競争を激化させる動きだ。
Orbitz は、調達資金を一般的な事業目的のために使うと述べるとともに、企業買収に使う可能性もあると示唆した。 同社について、オンライン旅行コンサルタント会社 PhoCusWright の CEO 兼社長 Phillip Wolf 氏は次のように述べている。「Orbitz は想像もできないようなことをやってのけた。そして、わずか1年ほどで市場で3番目の地位を確立してしまった。相当の偉業と言える」 しかし、Orbitz の大躍進は、親会社の支援によるところが大きい。同社は、大手航空5社 ―― アメリカン航空、コンチネンタル航空、デルタ航空、ノースウエスト航空、ユナイテッド航空 ―― により設立された会社。このような後ろ盾を持つことから、それら航空会社の優先待遇を利用して違法な独占状態を築く可能性があると、Expedia と Travelocity に加え消費者団体も抗議を寄せている。それを受け、米運輸省 (DOT) は現在、同社の業務手法を調査中だ。 だが、株式を公開することは、不当に競争を妨げているという非難から Orbitz 自身を守るのに役立つだろう。なぜなら、株式公開は法的に情報開示義務を伴い、後ろ盾の航空5社との間で結ばれたいかなる取り決めについても開示することになるからだ。同社は先月も、情報公開を進める別の動きとして、旅行代理店が同社の料金表にアクセスできるようにする契約を締結している。 「運輸省は執拗に Orbit を調査し続けている」と Wolf 氏。「だが、そうした調査も Orbitz の行動を変えるとは考えられない」 Orbitz は、証券取引委員会 (SEC) に提出した IPO 申請書の中で、2001年に大幅な損失を出したと報告している。同社は2001年、4340万ドルの売上に対して1億320万ドルの純損失を計上。2002年第1四半期も920万ドルの損失を計上したところだ。 なお、申請書には IPO の日取りおよび公開予定株式数は記載されていない。 関連記事 関連テーマ 最新トップニュース
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