eBay、オンライン決済サービスの PayPal を買収オンライン決済サービスの Paypal (NASDAQ:PYPL) は、2月に1株あたり13ドルの公募価格で新規株式公開 (IPO) を達成し、持続性を証明して見せた。そして今月8日には、累積債務を解消できることを明らかにした。オンラインオークション最大手の eBay (NASDAQ:EBAY) が、同社を15億ドルで買収することになったからだ。Paypal のオンライン決済サービスは、すでに eBay のオークションサイトで多くのユーザーに利用されている。
なお、eBay も8日、第2四半期の利益が1株あたり19セントになるとの見込みとの予測に加え、PayPal の発行ずみ株式を全て無税扱いの株式交換によって買収することを発表した。交換比率は固定で、PayPal 株1株あたり eBay 株0.39株という条件だ。 これを先週末 (5日) の eBay 株終値60.55ドルに当てはめて計算すると、PayPal 株の価値は約23.61ドルになる。PayPal 株の先週末終値は20ドルで、過去最高値の30ドルからは大幅に値下がりしている。したがって、eBay は PayPal に対し約18%のプレミアムを付けることになる。 買収された後も PayPal は「PayPal」ブランドを維持して事業を続ける。このことは、同社が事業収入の60%を eBay ユーザーから得ていることを考えれば、理にかなった選択といえよう。eBay が Billpoint を使って行なっている独自の決済サービス『eBay Payments』は、PayPal 買収手続き終了後に段階的に廃止される。PayPal は決済手数料を収入源としているが、直近の第2四半期では16億ドル分の決済処理を扱ったと述べている。 収入といえば、eBay は第2四半期決算 (18日に正式発表予定) の見通しを発表。収益が自社予想を上回ることになると明らかにした。6月に発表した予想では、収入から全ての特別費用を引いた利益を2億6000万ドルないし2億6500万ドル (1株あたり約17セント) となっていた。米国内における事業収入は前年比48%増、米国外における事業収入は148%もの大幅増となる見込みだという。 関連記事 最新トップニュース
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