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2002年10月10日 00:00

Yahoo! 好決算、売上の多様化に加え広告売上も堅調

ポータル大手の Yahoo! (NASDAQ:YHOO) は9日、第3四半期決算を発表した。売上依存度を分散するため展開している有料サービスが好調だった上、オンライン広告売上が思わぬ堅調ぶりを示したことから、決算内容はアナリストらの予想を上回る結果となった。

同社第3四半期の売上は、前年同期比50%増の2億4880万ドルとなった。また純利益は GAAP ベースで2890万ドル (1株あたり5セント) となり、同じく GAAP ベースで2410万ドル (1株あたり4セント) の純損失を計上した前年同期に比べ大幅に改善した。

Thomson Financial/First Call が取りまとめたアナリストらの平均予測では、Yahoo! の第3四半期の利益は1株あたり4セントとなっていた。

同社は今回の好決算について、有料サービスの展開により、収入源の多様化を図ってきた結果とした。昨年11月、同年に会長兼 CEO に就任した Terry Semel 氏は、オンライン広告市場の冷え込みが及ぼす悪影響の回避策として、広告売上依存からの脱却を掲げ、広告売上と非広告売上の比を2004年には半々にまで持っていくとの戦略を示していた。

今回の決算では、広告および Eコマース以外の有料サービス売上が、前年同期比124%増の8310万ドルとなった。前年同期には有していなかった子会社 HotJobs の売上を差し引いても、66%増の売上拡大となっている。

一方広告売上は思いのほか堅調で、同社ポータルサイトの広告枠販売や広告型検索サービスの有料登録を扱う Marketing Services 部門の売上げは、前年同期比22%増の1億4740万ドルとなった。広告関連売上の堅調ぶりについては、同社自身の営業努力に加え、Overture と提携して手がけている広告型検索サービスに登録する中小企業クライアントが拡大したためとしている。

Yahoo! の広告売上は、ある種オンライン広告業界の先行きを示す指標とみる向きが多く、同社広告売上の堅調ぶりは、オンライン広告業界各社にとっても朗報といえる。ちなみに同社第2四半期の決算では、広告売上が四半期間比でもわずかしか伸びず、前年同期を4%下回るという厳しい内容だった。

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