Sybase、モバイル機器用ソフトの AvantGo を買収B2B (企業間商取引) ソフトウェア大手 Sybase (NYSE:SY) が、モバイル機器用ソフトウェア会社 AvantGo (NA:AVGO) を買収する。両社は20日、買収契約に調印したことを発表した。買収金額は3800万ドル (全額現金)。AvantGo は、Sybase の子会社 iAnywhere Solutions に組み込まれる。
AvantGo は、iAnywhere Solutions の一部として、Web コンテンツを活かす無線ミドルウェア市場に照準を当てる。今回の買収が持つより大きな意味は、AvantGo のオフライン Web 機能や同社の人気サービス『MyAvantGo』を手に入れることにより、B2B モバイル事業の拡大を図れることだ。MyAvantGo は、Web から情報を引き出して、個人情報端末 (PDA) や次世代携帯電話で閲覧できるサービス。無線接続なしに利用できる。 Sybase が計画しているのは、AvantGo のソフトウェアを iAnywhere のサービスに組み入れて、Web コンテンツや企業データおよびアプリケーションなど、企業の機動性向上のための、エンドツーエンド型モバイルビジネスプラットフォームを提供することだ。買収手続きは、来年第1四半期に完了すると見られている。 今回の買収契約によって、Sybase は、AvantGo の顧客関係管理 (CRM) ソフトウェアスイート製品も獲得する。同スイートには、サプライチェーン管理アプリケーションと、外勤従業員によるデータ処理などを自動化するモバイルビジネス アプリケーション、それに『AvantGo M-Business Server』製品 (アプリケーションおよび Web 用) が含まれている。 AvantGo 買収が持つもうひとつの大きな意味は、同社のデスクトップソリューション『Pylon Pro』を獲得することだ。これを使うと、Palm OS や Pocket PC を搭載したモバイル機器から、デスクトップにある『Lotus Notes』個人情報管理 (PIM) アプリケーションや Eメール、それにカスタマイズした Notes データベースやアプリケーションにアクセスできる。 関連記事 最新トップニュース
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