Intel、業績見通しの下方修正は無し半導体メーカー大手の Intel (NASDAQ:INTC) は6日、改めて第1四半期の業績見通しを発表した。内容は当初の見通し通りというもので、全体としては半導体業界団体が予測する堅調ぶりを示すものといえる。
今回示した売上見通しは、66億ドルないし68億ドルとなっており、当初の売上見通し65億ドルないし70億ドルという見通し範囲内の修正にとどまった。一方 Thomson First Call が取りまとめたアナリストらの業績予測は、平均で利益が1株あたり12セント、売上が67億5000万ドルと、若干強含んだものとなっている。 Intel によると、アーキテクチャ部門の業績は見通しを若干上回る調子で、例年通りの推移傾向にあるという。しかしコミュニケーション部門の業績は、フラッシュメモリの売上が見通しを下回っているため軟調だという。同社はホリデーシーズンの売上が不調だった影響で、フラッシュメモリの在庫がだぶついていると説明している。粗利益率は50%を若干下回るとの見通しだ。同社 CFO の Andy Bryant 氏も電話会見で、「フラッシュメモリーが不調なことを除けば、ほかは全て当初の見通し通り進んでいるといえる」と述べた。 業界最大手の同社が発表する業績見通しは、一般に半導体業界全体の動向を示す指標として捉える向きが多い。そのため全体的には当初の見通し通りという今回の発表だが、フラッシュメモリの不調や、売上見通しがアナリスト予測より若干弱含んでいる点は、半導体業界にとって思わしくない傾向といえる。 しかし半導体業界団体は比較的に強気で、Semiconductor Industry Association (SIA) が3日に発表したところによると、2003年1月の世界規模での半導体売上高は122億ドルで、前月比では2.4%の減少だが、前年比では22%増加したという。加えて同団体は、2003年には約21%増の169億ドル、2004年には約22%増の206億ドル、そして2005年には前年と同じ206億ドルという売上予測を示しており、当面は堅調に成長するとの内容になっている。 関連記事 最新トップニュース
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