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2003年6月20日 00:00

NASD が IM 記録の保存を勧告、ストレージ業界の追い風に

著者Paul Shreadオリジナル版を読む海外海外発
金融業界の自主規制機関 NASD は18日、証券会社およびディーラーに対し、顧客や従業員へのインスタントメッセージ (IM) 送信記録を少なくとも3年間は保存するよう勧告した。ストレージ関連業界にとって追い風になりそうな動きだ。

NASD の副会長 Mary Schapiro 氏は声明の中で次のように語っている。「NASD は、IM がリアルタイム通信手段としてますます普及しつつあることを認識しており、その使用に関する見解を明確にしたい。IM は略式の通信手段だが、Eメール通信と同様の要件を求められることを、各企業は肝に銘じてほしい」

NASD の IM 勧告は、米国企業改革法 (Sarbanes-Oxley Act) や医療保険の相互運用性と説明責任に関する法律 (HIPAA) といった最近の法律に続くもの。Enterprise Management Associates (EMA) の上級アナリスト Mike Karp 氏は、「ストレージ業界にとって非常に明るい材料」と分析している。

Karp 氏によると、まず恩恵を受けるのはディスクドライブ メーカーだという。「データが増えれば、メディアの販売も増える。コンピュータやユーザーは現れては去り、コンピュータ メーカーでさえ現れては去るものだが、データは蓄積する」と Karp 氏。

同氏は、ATA ベースのアレイなど、安価なメディアがもっとも恩恵を受けるだろう、とも述べている。

次に恩恵を受けるのは、ドライブ追加されて格納キャビネットのスペースに限界を越えた時に出番となる、アレイ構築業者だ。「管理技術を改良せずに、新たに増えたストレージを管理することがどれほど困難かに気づくと」ストレージリソース管理 (SRM) 関連会社も恩恵を受けると、Karp 氏は言う。

ストレージ各社はすでに、IM の記録および保存に関する新要件に対処するための IM ソリューションの提供を始めている。例えば Iron Mountain は、IM 記録のアーカイブ化および保存ソリューションを提供中だ。

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