SCO 決算発表、新ライセンスの提供拡大に自信SCO Group (NASDAQ:SCOX) は14日、第3会計四半期 (5-7月期) 決算を発表した。
決算内容をみると、同社初の黒字計上となった第2会計四半期 (2-4月期) に続いて、純利益310万ドル (希薄化後1株あたり19セント) を計上した。前年同期には450万ドル (希薄化後1株あたり35セント) の純損失を計上していた。売上は前年同期の1540万ドルから増えて、2010万ドルとなった。なお過去最高だった第2四半期の決算は、売上2140万ドル、純利益450万ドル (希薄化後1株あたり33セント) を計上している。 売上の内訳は、ライセンス事業部門 SCOsource の売上が、第2会計四半期の830万ドルから減少して730万ドルとなった。OS プラットフォーム部門の売上も、第2会計四半期の1310万ドルから減少し、1280万ドルとなった。ただし同社は、いずれも当初の見通し範囲内としている。 SCOsource 部門はライセンス事業を手がけ、同時に同社の知的財産保護の要ともいえる。先般来 SCO は、Linux 製品が UNIX ライセンスに抵触するとして、関係各社と激しい論戦を繰り広げている。先週から同社は、Linux の利用者を著作権違反から保護するものとして、新たにバイナリライセンス『SCO Intellectual Property License for Linux』の提供を開始しており、11日には最初の顧客獲得を発表した。もちろん、同ライセンスは提供を始めたばかりなので、今回の決算には組み込んでいない。 第4会計四半期の業績見通しに関して、SCO 社長兼 CEO の Darl McBride 氏は、SCOsource 部門の売上が伸びて、全社的な売上は2200万ドルないし2500万ドルになるとの見方を示した。ただ同売上見通しにも、上記のバイナリライセンスの見通しは、正確に予想するにはまだ数か月が必要として、組み込んでいないという。 McBride 氏は新バイナリライセンスについて、「現時点では計り難いが、数十億ドル規模も有り得る」と述べ、同社が巻き起こしているライセンス問題の波及効果による売上拡大に自信をみせた。 関連記事 最新トップニュース
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