3Com が製造事業を外部委託、1000人を解雇ネットワーク機器メーカー 3Com (NASDAQ:COMS) は、コスト削減のため製造事業の全てをアウトソースし、従業員約1000人を解雇する。同社は6月にも全従業員 (当時約3900人) の約10%を削減したばかり。
3Com (本社=マサチューセッツ州マールバロ) 製造事業は、今後6か月かけて Jabil Circuit (本社=フロリダ州セントピーターズバーグ) および Flextronics (本社=シンガポール) の2社に移される。Flextronics は配送事業も引き受け、同社の地域拠点から世界各地への配送を行なう。 以上に加え、3Com は台湾にデザインセンターを設立する。同センターは、今秋に稼動を始め、来年春にはスタッフが全て揃う予定だ。 同社の社長兼 CEO (最高経営責任者) Bruce Claflin 氏は、声明文の中で次のように述べている。「これらの対策により、競争力を持った包括的なネットワーキングソリューションを企業市場向けに提供する、わが社の能力が強化される」 ただし、これらリストラ対策によって削減されるコストについて、具体的な金額は公表されていない。広報担当の Sondra Magness 氏によると、財務関連の詳細は11日に予定されている四半期電話会見で説明の予定という。 今回のリストラ策により、アイルランドのダブリンにある 3Com の工場は、2004年3月までに閉鎖され、そこに勤務する約650人が職を失う。Magness 氏は、この人数が正しいことを認めたが、それ以外に解雇される約350人の内訳についての詳細は明らかにしなかった。 ここ数年、米国の多くの IT 企業がアイルランドに生産拠点を設置してきた。熟練労働力が比較的安価で入手できたためだ。そして、アイルランドを、欧州市場への拠点と見たためでもある。しかし、明らかに 3Com にとって同国におけるコストの安さは十分でなかった。 同社は、製造担当従業員の解雇に加え、製品開発およびサプライチェーンを担当する従業員の一部も解雇する。 関連記事 最新トップニュース
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