シスコ、セキュリティ戦略構想と業界アライアンスなどを発表シスコシステムズ株式会社は2003年12月11日、企業が直面する脅威が進化・拡大していることを受け、新しいセキュリティ戦略構想と、実現するためのソリューションを発表した。
「Self Defending Networking(自己防衛型ネットワーク)」と名づけられた新戦略構想は、人間の免疫システムをモデルとしたもので、「一部に障害が起きても、全体として停止しない」ネットワークの実現を目指す。 この構想の一環として、業界でのアライアンス「Cisco Network Admission Control(NAC)」を構成した。ネットワークアソシエイツ、シマンテック、トレンドマイクロと共同で、安全基準をクリアする端末にだけネットワークアクセスを許可するソリューションを提供する。 NAC の第一段階として、シスコのルータ製品に機能を実装し、ネットワーク製品などに拡張していく。 前段階にあたる取り組みとして、トレンドマイクロおよびトリップワイヤとアライアンスを組み、各社の製品を組み合わせて「抑制、予防、検出、回復」というセキュリティサイクルを網羅するソリューションを提供する。このソリューションは、監査法人トーマツによりセキュリティ監査を行う予定だ。 また、構想を実現するための製品やソリューションも紹介された。 Cisco Security Agent(CSA)は、デスクトップとサーバーに侵入保護を提供する HIPS(Host base Intrusion Prevention System)。アンチウイルスソフトが、ウイルスの探知・侵入段階で対応するのに対し、CSA はウイルスの「ふるまい」を分析して阻止する。検知・侵入段階に比べ、「ふるまい」のバリエーションは限られているため、未知のウイルスに対しても対応できる、とのこと。 現在販売されているのは、通話処理を行うソフトウェア「CallManager」むけ CSA の「CSA for CallManager」のみ。2004年第1四半期には、英語OS対応版のサーバー/デスクトップ用 CSAがリリースされる。 Structured Wireless-Aware Network(SWAN)は、無線 LAN ネットワークを安全に構築するためのソリューションで、 不正アクセスポイント(AP)の検知、電波干渉の検知、ネットワーク設計のサポート、FCAPS(障害、設定、アカウンティング、プロビジョニング、セキュリティ)管理機能を提供する。 ソリューションで管理・監視機能を担うのは、CiscoWorks WLSE(Wireless LAN Solution Engine)。WLSE 管理サーバーは、最大2,500台のアクセスポイント、無線ブリッジを管理することがきる。管理ドメインを追加し、他のツールと統合することで、より大規模なネットワークをサポートすることもできる。 他に、802.11g AP 1200/1100や、802.11a/b/g 無線 LAN クライアントアダプタも発表した。APは12月11日から、クライアントアダプタは2004年第一四半期に発売する。 最新トップニュース
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