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2003年12月16日 00:00

EMC、仮想化ストレージソフトの VMware を買収

著者Clint Boultonオリジナル版を読む海外海外発
ストレージシステム大手 EMC (NYSE:EMC) は15日、ソフトウェア開発会社 VMware (株式非公開) を現金6億3500万ドルで買収する契約書に署名した。

VMware は、分散した IT インフラ全てを横断的に、そのストレージリソースとコンピューティングリソースを1つのストレージプールにまとめる仮想化技術を持っている会社。同社を買収することは、仮想化技術を用いて顧客の経費削減および事業合理化を支援するという EMC の戦略に利点をもたらすことは間違いない。

VMware の仮想化ソフトウェアは、『Windows』『Linux』『NetWare』などといったオペレーティングシステム (OS) に対応。Intel ベースのサーバーあるいはワークステーション1台で、複数のアプリケーションを同時に個別に走らせることができるだけでなく、アプリケーションが異なるシステム間で行き来する間も、他のタスクに影響を及ぼさない。したがって、サーバーを集約でき、プロビジョニング時間が短縮される。

Intel ベースのサーバー用仮想化ソフトウェアで定評ある VMware を買収することは、仮想コンピューティング分野におけるストレージソフトウェア大手を目指す EMC の戦略を大きく前進させるはずだ。仮想コンピューティング技術を使うと、IT 担当者は、ビジネスニーズの変化に合わせて、コンピューティング/ストレージ環境の構築や再構築を、ダウンタイムなしに行なうことができる。

さらに広範囲に目を向ければ、EMC にとって VMware の買収は、情報ライフサイクル管理 (ILM) 戦略の強化につながる。ILM とは、情報が作られた時から廃棄されるまでの期間を通して、そのデータを管理するという概念。ストレージベンダー各社ではここ数か月、ILM 戦略に対する人気が急上昇している。EMC のライバルは、Hitachi Data Systems (HDS) や VERITAS Software などはじめ、いずれも ILM 関連製品を製造したり、ILM 戦略を推進したりしている。

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