VeriSign、管理型セキュリティサービス会社を買収管理型セキュリティサービス (MSS) 分野で積極戦略を展開中の VeriSign (NASDAQ:VRSN) は、管理型セキュリティサービスの Guardent (株式非公開) を1億4000万ドルで買収する。VeriSign は17日、両社が買収に合意したと発表。規制当局の許可が下り次第手続きに入り、2004年第1四半期に買収手続きが完了する見込みだという。
VeriSign は、デジタル商取引およびデジタル通信関連の製品とサービスで有名。同社は、Guardent 買収の効果について、Guardent のセキュリティ管理サービスとコンサルティングサービスが、自社のセキュリティサービス部門を大幅に強化することになると述べている。 VeriSign の広報担当 Brendan P. Lewis 氏によると、買収完了後も、Guardent の本社 (マサチューセッツ州ウォルサム) およびセキュリティ指令センター (ロードアイランド州プロビデンス) を存続させるため、Guardent の顧客に対するサービスが中断する心配は一切ないという。なお、Guardent の CEO (最高経営責任者) Mario Cirino 氏は、VeriSign で管理型セキュリティサービス部門担当の副社長兼ゼネラルマネージャに就任し、上級副社長 Judy Lin 氏の指揮下に入る予定だ。 Guardent の買収によって Verisign の管理型セキュリティサービスプラットフォームは「重要性および市場への適応性が格段に増す」だろうと、SG Cowen Securities のアナリスト Peter Kuper 氏は分析する。そして、買収金額についても理にかなったものと評価。特に Symantec (NASDAQ:SYMC) が2002年7月に行なった RipTech の買収 (約1億4500万ドル) と比較すると妥当なものだと述べている。 Kuper 氏はまた、今回の買収について、VeriSign の可能性を大きく広げるものの、直ちに業界大手の Symantec や Internet Security Systems (ISS) にとって脅威に至るほどのものではないと言う。 今回の買収は、エンタープライズセキュリティ市場における統合が加速していることを改めて裏付けるものだ。セキュリティ関連ソフトウェアおよびサービスの Shavlik Technologies も17日、クロスプラットフォームネットワーク向け自動修正ソフトウェア管理技術の Gibraltar Software の技術と関連資産を買収したと発表したばかりだ。 ライバルのセキュリティソフトウェア会社 Network Associates (NAI) は今年、2件の大型買収を実施。4月に侵入防止ソフトウェア専門会社 Entercept Security Technologies を1億2000万ドルで買収し、5月にも侵入探知装置メーカーの IntruVert Networks を現金1億ドルで買収している。 関連記事 関連テーマ 最新トップニュース
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