Thomson、債券ネット取引の TradeWeb を買収金融関連データ/サービス大手の Thomson Corporation (NYSE:TOC) は8日、債券オンライン取引プラットフォームの強化を狙い、TradeWeb Group を現金3億8500万ドルで買収すると発表した。Thomson の 金融情報サービス部門 Thomson Financial にとって、1月の CCBN 買収に続き今年2件目の買収となる。
なお、買収金額だが、TradeWeb が今後3年間にわたって成長目標を達成した場合、Thomson が最高1億5000万ドルを上乗せする可能性がある。 TradeWeb の強みは、インターネットをベースした技術。同技術は、機関投資家に対し、固定利付債券 (国債、社債、地方債) 市場に関するデータを提供すると同時に、世界中の複数のディーラーとの同時取引を可能にしている。 TradeWeb は株式非公開。同社の株は Credit Suisse First Boston、Citigroup、Goldman Sachs、Lehman Brothers、Merrill Lynch、Morgan Stanley、JP Morgan、Deutsche Bank 投資銀行8社から成るコンソーシアムが所有している。 Thomson の広報担当者 Allison Hagan 氏によると、TradeWeb の固定利付債券関連の専門技術、市場における地位、取引執行能力は、Thomson Financial のコンテンツおよび分析ツールを補完するという。今回の買収は、成長市場における Thomson Financial のシェア拡大に貢献するだろう。 TradeWeb のプラットフォームは、Thomson Financial の『Thomson ONE Yield』プラットフォームに組み込まれる予定だ。それを組み込んで機能強化した Thomson ONE Yield は、オンライン取引への移行を目指すトレーダーにとって魅力的に映るだろうと Thomson は自信を見せる。同社によると、固定利付債券市場の取引の約4分の3は、依然オフラインで行なわれているという。 関連記事 最新トップニュース
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