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Novell 決算発表、Linux 戦略が奏効し業績改善かつては独自ネットワーク製品の雄、そして今や Linux ベンダーの一角となった Novell (NASDAQ:NOVL) が24日、第2会計四半期 (2-4月期) の決算を発表した。
『Netware 7』で Linux サポートを開始してから1年、SUSE LINUX を買収してから6か月が過ぎ、Novell の決算内容にはその戦略の成果が表われている。 Novell の第2会計四半期の純利益は、リストラ費用や投資に関連する一時的な損失および所得分を除外し、非 GAAP ベースで1400万ドル (1株あたり3セント) の黒字計上となった。前年同期が同じく非 GAAP ベースで700万ドル (1株あたり2セント) の損失だったことを考えると、大幅な改善といえる。なお各特別損失および特別所得計上分を勘案すると、第2会計四半期の損益は1540万ドル (1株あたり4セント) の損失だが、こちらも前年同期が2860万ドル (1株あたり8セント) の損失で、大きく損失幅を圧縮した。 アナリストらはもっと好業績を予想していたが、それでも今回の決算内容は、この1年間 Novell に訪れた戦略の大きな転換を、如実に示している。すなわちこの1年、Linux の発展が要因のひとつとなり、Unix ベースの独自環境 Netware 製品が後退してきたことによる変化だ。 Linux ベンダーの SUSE と、Linux デスクトップを手がける Ximian を買収で獲得したことで、Novell は Linux 製品大手としての顔を持ち、同社の Linux サポートプログラムに登録した開発者は、現在1万人を超えている。Novell は最近、開発者向けプログラム『DeveloperNet』に、過去6か月で1万184人の新規会員が加わり、会員数が25%増えたと発表している。Novell の調査によると、2003年初めの時点では、チャンネルパートナーのうち、事業として Linux をサポートしていたのはわずか15%だったが、現在この数字は55%まで上昇しているという。 業界アナリストや Linux 支持団体は、Novell の戦略変化を歓迎しており、同社の株主にとってはもちろん、Linux 市場自体にとっても競争原理が働くことから、良い傾向と評価している。 ただ Novell 自身は、独自環境の Netware を完全に放棄するつもりはないようで、同社広報担当の Bruce Lowry 氏は、「当社のアプローチは、顧客に移行を強いるのではなく、選択の余地を残すということを非常に重視している」とした上で、「正直に言うと、Novell の既存顧客の多くが、突如として NetWare やその他の Novell 製ソリューションを捨て、Linux に移行するとはみていない。ただし、顧客が新規インフラストラクチャを選択するときの選択肢として Linux への移行も含むため、当社の顧客は Novell 製品を捨てずに Linux への移行を実施できる」と述べた。 もちろん Novell が自社技術をオープンソースコミュニティに提供するなど、建設的な関与によって Linux サポートプログラムへの参加が拡大しているとし、同社のオープンソース関与姿勢が確たるものという点も示した。 関連記事 最新トップニュース
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