金融機関に対する IT セキュリティ攻撃が急増世界の大手金融機関に対する IT セキュリティ攻撃が増加しており、中には1年前に比べ2倍もの攻撃を受けている所もある。そんな調査結果を、プロフェッショナルサービス大手 Deloitte Touche Tohmatsu が発表した。
この調査は同社が昨年始めた『Global Security Survey』で、今年が2回目。それによると、システム不正侵入があったと回答した大手金融機関が急増。昨年の調査では攻撃を受けたと回答した金融機関は全体の39%だったが、今年はそれが83%もに急増しているという。 この調査は、100社を対象として行なわれた。対象企業には、金融サービス機関上位100社中31社、銀行上位100行中23行、保険会社上位50社中10社が含まれている。 今回の調査では、対象企業の70%が依然 IT セキュリティにとって最大の脅威はウイルスとワームだと回答した。それにもかかわらず、十分なウイルス対策を取っていると答えた企業は前年より減少し、2003年の調査では96%だったのが今回は87%になっている。 また、IT セキュリティ予算については、調査対象企業の25%以上が「横ばい」だったと回答。「減った」との回答も10%あった。しかし、TowerGroup が最近行なった調査によると、IT セキュリティ業界は不振から脱しつつあり、今年の売上高が715億ドルに達する見込みだという。 金融サービス関連企業は、新技術の導入にどちらかというと慎重だ。Global Security Survey 2004 によると、回答企業の大半は自社について「性能などが十分に実証ずみの技術を効果的に使うユーザー」と認識している。新技術の早期導入に関するリスクを負っても良いと回答したのは9%に過ぎなかった。 関連記事 最新トップニュース
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