Procket が Cisco に資産売却3億ドル近いベンチャー資金を集め、5年にわたり奮闘してきた Procket Networks だが、追いやろうとしていた競合相手に資産を売却することになった。
Cisco Systems (NASDAQ:CSCO) は17日、Procket の知的資産を現金8900万ドルで買収すると発表した。Procket の技術者陣も、来年初頭の買収完了時に Cisco へ移籍する。 また Procket の共同創設者で CTO を務める Bill Lynch 氏や、ハードウェアとソフトウェアそれぞれの担当上級副社長の Jeffrey Purnell 氏および Stuart Monks 氏をはじめ、複数の上級管理職も Cisco へ移籍する。ただし Procket の CEO、Roland Acra 氏は、統合作業を支援するが、Cisco には残らない。 Cisco の広報担当は、「Procket の現行ソリューションを買うのではなく、同社のノウハウを買うのだ」と述べた。Cisco は Procket 製品を販売しないが、買収手続きが完了するまで、Procket 製品の利用顧客は、技術移行プログラムを利用できる。その後もCisco は、同社製品へ乗り換えるための、Procket 製品顧客向けプログラムを設けるという。 Procket (Packet Rocket を縮めて命名) は、基幹ルーティング向けのハードウェアおよびソフトウェアを手がけている。同社は昨年、通信事業者/大手企業/政府機関の IP ネットワーク管理業務用途を狙い、ルーター製品『PRO/8000』シリーズを発売した。 Procket は自社のルーター製品について、より大量のトラフィックを、より少ない消費電力で処理でき、設置スペースもより少なくて済むとし、Cisco や Juniper Networks (NASDAQ:JNPR) といった業界大手に、技術面で勝っていると主張していた。PRO/8000 製品については、20を超える組織が導入あるいはテスト運用中だ。 Procket は、Bill Lynch 氏や Tony Li 氏といった業界のベテランらにより、1999年に発足した。当時はインターネットや通信関連の新興企業全般が、桁外れに高い評価を受けていた頃で、同社は U.S. Venture Partners などのベンチャーキャピタルから、3度にわたり計2億7200万ドルの資金を調達してきた。 関連記事 関連テーマ 最新トップニュース
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