株式市場低迷の犠牲、Engenio が IPO を延期LSI Logic (NYSE:LSI) から分離独立したストレージ企業 Engenio Information Technologies が、新規株式公開 (IPO) の延期を発表した。株式市場が1月に高値をつけたのち値を下げて回復していないことにより、また犠牲者が出た形だ。
Engenio は、今年中頃に実現できると見込んだ IPO に備え、5月に社名を LSI Logic Storage Systems から変更していた。予定通りなら、Engenio の株式は、ニューヨーク証券取引所 (NYSE) で「NGE」というティッカーシンボルを使って取引されるはずだった。 しかしながら、Engenio と LSI Logic は7月29日、IPO を延期すると発表した。 両社はその中で次のように述べている。「Engenio Information Technologies と LSI Logic は本日、現在の株式市場の状況を考慮し、Engenio の IPO 延期を発表した。Engenio は、より相応しい時期を判断すべく市況を注意深く検討して行く」 ストレージ業界は、今年1月にピークを迎えて以降12.5%も指数値を下げた NASDAQ と同様、不振状態が続いている。価格競争による値下げ圧力が激化していたり、業績がアナリストの予想を下回ったりと、苦境にある。 今年6月、ストレージ業界では Xyratex (NASDAQ:XRTX) が、2002年12月に上場復帰した Seagate Technology (NYSE:STX) 以来の株式公開を果たした。しかし、公募価格を当初見込みより低い14ドルに設定せざるを得なかっただけでなく、現在の株価も低迷。公募価格より約35%安の9ドル前後で推移している状態だ。 関連記事 最新トップニュース
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