PeopleSoft、買収した J.D. Edwards 製品の強化版を発表Oracle による敵対的買収の問題を一旦脇に置き、PeopleSoft (NASDAQ:PSFT) は11日、エンタープライズ アプリケーション『PeopleSoft EnterpriseOne』の最新版、バージョン8.11を発表した。サプライチェーン市場における存在感を強めるのがねらいだ。
最新版 EnterpriseOne 8.11 は、昨年買収した J.D. Edwards の製品ラインナップに対するソフトウェア アップグレードを含み、現行バージョンへの250件を超える強化を加えて、消費者向け製品、工業、生命科学、資産集約、プロジェクト指向型サービスの各業界に属する企業に的を絞った設計となっている。 EnterpriseOne は J.D. Edwards 買収で取得したアプリケーションで、PeopleSoft にとっては新たな市場進出への足がかりとなるものだ。最新版では、生産ライン設計、RFID (無線方式の非接触自動識別) による返品出荷処理、および CRM (顧客関係管理) の新たなソリューションを提供するほか、さらに、EnterpriseOne アーキテクチャを基盤にした販売/事業計画のための新たなソリューションも加わった。 PeopleSoft が J.D. Edwards 買収の意思を明らかにした際、多くが抱いた懸念の1つに、J.D. Edwards のソフトウェアは主として IBM の『AS/400』プラットフォームを基盤としているため、レガシーコードベースを同プラットフォームより新しい PeopleSoft の Web ベースインフラに合わせて調整するのは困難なのではないかという問題があった。だが、PeopleSoft はそれ以来、J.D. Edwards のチームと協力してこの問題に対処し、自社のソフトウェアを継続的に改善してきた。また、IBM とも先月、5年間の契約で J.D. Edwards と IBM が結んでいたのと同様の提携を結んでいる。 PeopleSoft グループ副社長兼ゼネラルマネージャ、Les Wyatt 氏は声明で次のように述べた。「PeopleSoft は、1年3か月前に J.D. Edwards を買収して以来、かつてない数の新機能を EnterpriseOne の顧客に提供してきた。PeopleSoft EnterpriseOne 8.11 の新たな製品強化は250件を超えており、競合企業にいっそうの差をつけている」 関連記事 最新トップニュース
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