Webファイナンス2004年11月24日 00:00
文字サイズ文字サイズ小文字サイズ中文字サイズ大

IBM、買収で生保処理業界に参入

この記事のURLhttp://japan.internet.com/finanews/20041124/12.html
著者:Colin C. Haley
海外internet.com発の記事
IBM (NYSE:IBM) は23日、カナダに本拠を置く保険会社 RBC Insurance (RBC) の子会社で、同社米国事業の処理業務などを手がける Liberty Insurance Services (LIS) を買収すると発表した。これにより、生命保険および年金の処理/管理業務という新たな分野に参入することになる。

RBC Insurance が手にする金額は明らかになっていないが、関係筋は「数百万ドル規模」の買収としている。買収は年末までに完了する予定だ。

IBM はまた、RBC Insurance の米国事業に関するバックエンド業務 (コンタクトセンター管理、ポリシー管理、クレーム処理、給付確認および照合など) でも、同社と長期間に及ぶ契約を交わしたことを明らかにしている。

LIS は買収によって IBM の新たな子会社となり、LIS の従業員700人の大半は籍を移すことになる。新会社では、先述の業務に加え、世界各国の10を超す生保会社に管理業務および IT 業務を提供する予定だ。

新会社の拠点および組織に関する詳細は今後90日の間に決定すると、IBM 広報の Stacy Simpson 氏は internetnews.com に語った。

IBM によると、保険業界はアウトソーシングによる経費削減と効率改善を模索しており、生命保険の処理/管理業務は2005年には20億ドル規模の市場になる見通しだという。

「これは顧客が IBM に委託する例が増えつつある重要業務の1つだ。(同業務にかかる経費は) かつて企業が社内で費やしていたものだが、今では外部ベンダーに任せる企業が増えており、経費の新たな使い道となっている」と Simpson 氏は述べた。


Copyright 2008 Jupitermedia Corporation All Rights Reserved.http://www.internet.com/