IBM、ニューヨーク証券取引所から大型契約IBM (NYSE:IBM) は、ニューヨーク証券取引所 (NYSE) から大型契約を獲得した。日常の取引を中断なく行なえる環境づくりのため、ハンドヘルド機器、サーバー、ソフトウェアを納入する。
契約の金銭的条件は明らかにしていないが、IBM は NYSE の新しい注文管理システム『TradeWorks』のための技術を提供する。TradeWorks は、取引フロアにおける株式売買のダウンタイムを最小にするためのシステムだ。1日に16億件もの取引を扱う NYSE のような証券取引所にとっては非常に重要なシステムで、開発には IBM が協力している。 今回の包括的技術契約については、2週間前から噂が流れていたが、IBM と NYSE が14日、正式に発表した。 発表によると、NYSE は、IBM Engineering & Technology Services 部門が同取引所用にカスタム設計したハンドヘルド機器3000台を購入する。このハンドヘルド機器は、証券会社が取引フロアで売り注文や買い注文を出すとき、無線ネットワークに接続して使う。 IBM は、高解像度グラフィックスに最適化した省電力型の Linux ワークステーションも納入する。このワークステーションを使えば、取引フロアから階上の取引デスクへ情報をリアルタイムで送ることができる。 同社はまた、TradeWorks のバックエンド用に、ミドルウェア『WebSphere』、データベースソフトウェア『DB2』、管理ソフトウェア『Tivoli』も提供する。DB2 は、1日あたり140億ドル分の取引を保存できるもので、IBM のメインフレーム『zSeries』用オペレーティングシステム (zOS) 上で稼働する。 今回の契約は、NYSE のコンピュータシステムおよび通信網の運用を担当している Securities Industry Automation Corporation (SIAC) が仲介した。SIAC は、NYSE とアメリカン証券取引所 (AMEX) の子会社だ。 関連記事 最新トップニュース
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