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QLogic と Emulex、ストレージ分野の回復を示唆する好決算QLogic (NASDAQ:QLGC) と Emulex (NYSE:ELX) が、2004年10-12月期決算を発表した。同年6-9月期まで長引いたストレージ分野の苦境を覆す好決算で、今後の同分野他企業の決算発表にも期待が高まる内容だ。
両社はファイバチャンネルホストバスアダプタ (HBA) 市場でかなりのシェアを持つことから、両社の好決算からは、ストレージエリアネットワーク (SAN) 市場が2004年の苦しい状態から回復しつつあることが伺える。また、中小規模企業を対象にした SAN 採用促進の取り組みが実を結びつつある可能性も示唆している。 投資顧問会社 Robert W. Baird のアナリスト Daniel Renouard 氏は取材に対し、次のように述べた。「Qlogic と Emulex の決算は、2004年10-12月期のストレージ業界全体の堅調さを示唆するというのが当社の見解だ。当社が VAR 業者を対象に行なった調査でも、2004年10-12月期はサーバー/ストレージインフラ分野が好調という結果が出ており、両社の好業績と合致する。具体的な内容としては、HP がわずかに回復、日立は新製品人気で成長、EMC と Network Appliance は引き続きシェア拡大、IBM は製品サイクルの谷間でシェア縮小と見ている」 Emulex が20日に発表した、会計年度2005年第2会計四半期 (2004年10-12月期) 決算の内容は、非 GAAP (一般会計原則) ベース純利益が希薄化後1株あたり21セントで、アナリスト予想を大きく上回った。売上は前四半期比25%増の9200万ドルに達した。同社は上方修正前の業績見通しで、売上を8100万ドルないし8500万ドルとしていた。売上が予想以上だったことと、コストが前四半期比でほとんど変わらなかったことで、営業利益率は大幅に上昇して31%となった。 一方 QLogic は、19日に会計年度2005年第3会計四半期 (2004年10-12月) 決算を発表した。売上は前四半期に比べて12%増の1億5000万ドル、純利益は非 GAAP ベースで希薄化後1株あたり48セント (前四半期比で20%増) となった。同社会長の H.K. Desai 氏は、第3会計四半期の成長を支えた主要因として、HBA およびスイッチ製品の売上が前四半期に比べて2桁成長したことを挙げた。 両社が今後の業績見通しについて、アナリスト予想を上回るレベルまで上方修正したことも、ストレージ分野の好調が今後も続くことを示唆するものといえる。 今回の好決算は、価格引き下げ圧力の影響で予想を下回る決算発表を連発した昨年から、明確に方向転換したことを示している。アナリストたちは、QLogic と Emulex の決算について、ストレージ業界が苦境をしのぎ、活力を取り戻している確かな証拠だと述べている。
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