Verizon、移動体通信事業の急伸で好決算米国最大の通信事業者 Verizon Communications (NYSE:VZ) は27日、2004年第4四半期決算を発表した。移動体通信事業が大きく伸びて過去最高となる四半期売上183億ドルを計上するなど、従来型電話事業の減収を補って余りある好決算となっている。
同社の2004年第4四半期の利益は、30億ドル (希薄化後1株あたり1.08ドル) で、15億ドル (希薄化後1株あたり0.53ドル) の損失だった前年同期から大きく様変わりした。 2004年第4四半期の利益には、カナダで電話帳事業を行なっていた Verizon Information Services Canada を売却して得た利益なども貢献している。これに対して、前年同期は早期退職に関連する手当や年金費用、および環境改善費用などの一時的費用が多額にのぼったため、利益を食いつぶしていた。 こうした一時的な売却益や特別費用を除くと、1株あたりの利益は、2004年第4四半期が0.64ドル、2003年第4四半期が0.58ドルになる。 Verizon の決算は、同社と Vodafone Group (NYSE:VOD) が共同出資する移動体通信事業者 Verizon Wireless も組み入れた連結決算だ。2004年第4四半期の好決算に最も大きく貢献したのがこの Verizon Wireless で、全売上の40%以上を稼いでいる。 Verizon の CFO (最高財務責任者) Doreen Toben 氏によると、Verizon Wireless は、データサービス加入者が前年比62%増の1600万人余りになったという。3G (第3世代) ネットワークの拡大につれ、ユーザー増加が続くと同氏は見ている。 なお、Verizon Wireless では2004年第4四半期、加入者の解約率が前年同期に比べて1.3%に減少するとともに、加入者1人あたりの平均売上 (ARPU) が同3%増の50.32ドルになった。 Verizon では、従来型電話サービスの加入者が減り続けており、2004年第4四半期中に46万6000人が解約した。これは、携帯電話を主要な電話に切り換えたり、ブロードバンドの電話サービスに乗り換えたりする加入者が増えたためだ。 関連記事 関連テーマ 最新トップニュース
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