SAP、小売業界向けソフトウェア企業 Retek を買収へSAP (NYSE:SAP) は2月28日、小売業界向けソフトウェアを手がける Retek (NASDAQ:RETK) を4億9600万ドルで買収することで、両社が最終合意に達したと発表した。
Retek の取締役会はすでに買収計画を承認しており、さらに Retek 株主と連邦当局の承認を経て実現の運びとなる。SAP は今週中に、Retek の全発行済み普通株を1株あたり8.50ドルの現金で公開買い付けし、4月第1週にも買収を完了する見通しだ。27日に6ドルちょうどで引けた Retek 株は、株式市場取引開始前の合併発表を受け、28日は寄り付きから8.45ドルの値を付けた。 買収によって、Retek のソフトウェア製品は SAP の小売業界向け製品に統合となり、双方にとって有益と Retek の広報 Al Galgano 氏は評価している。同氏はまた、買収完了後、Retek の従業員525人を1人でも削減する計画はないと述べた。 Retek は小売業界向けのソフトウェア/サービスに特化しており、同社製品は商品管理から店舗およびマルチチャネル小売業務、サプライチェーンの管理および最適化、需要予測までを網羅している。同社は昨年10月、こうしたソフトウェア製品を単一のプラットフォーム上で統合するスイート製品『Retek Xi』をリリースしている。 SAP 傘下に入ることは、Retek にとって、小売業界向け市場での足場をより強固にできるという利点がある。Galgano 氏によれば同市場は変動が激しく、Retek が1月27日に発表した2004年第4四半期の総売上は、前期比150万ドル減の3980万ドルだった。うちソフトウェアのライセンス料とメンテナンスからの売上は、第3四半期の2430万ドルから2170万ドルに落ち込んでいる。 関連記事 最新トップニュース
|
|