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Verizon と MCI が改めて買収合意Verizon Communications (NYSE:VZ) が買収提示額を約10億ドル上乗せしたことを受け、同社と MCI (NASDAQ:MCIP) は29日、改めて買収合意に達したことを発表した。
Verizon の約76億ドル (MCI 株1株あたり23.50ドル相当) という新たな提示額は、Qwest Communications International (NYSE:Q) の最終提示額84億5000万ドル (MCI 株1株あたり26ドル相当) を依然下回るが、MCI は長期的展望から Verizon 案の方が良いと判断している。 MCI 会長 Nicholas Katzenbach 氏は声明の中で、「Verizon が買収提示額をかなり引き上げたことや、同社の競争力および財務状況の点から、同社の買収提案は、わが社の株主、顧客、従業員にとって説得力のあるものになっている」と述べた。 買収の成立には株主および規制当局の承認を待つ必要があるが、両社が合併すれば、地域消費者向けサービスと、企業および政府機関向けサービスの両方に強みを持つ通信事業者が誕生する。 今回の買収合意では、違約金の額も上がった。買収が流れた場合、MCI は Verizon に対して、以前の合意案より4000万ドル多い2億4000万ドルを支払うことになる。 今回の発表に先立ち、MCI 買収で競っていた Qwest は28日、同社の買収提案の最終期限を4月5日と定めたことを明らかにしていた。しかし MCI はその期日を待たずして判断を下した。そもそも Qwest が割って入る前、Verizon が最初に示した67億ドルの買収提案に、MCI 取締役会は合意していた。 Qwest と Verizon が MCI 買収で競い合うのは、MCI が IP データサービスの顧客として多数の政府機関および企業と大型契約を結んでいるためだ。また、SBC Communications (NYSE:SBC) と AT&T (NYSE:T) の合併手続きが進行していることもあり、業界再編の波に乗り遅れて競争力を失いたくないという意向も働いている。
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