Cisco、スイッチ接続製品メーカー Topspin 買収へCisco Systems (NASDAQ:CSCO) は14日、スイッチ接続製品メーカーの Topspin Communications (株式非公開) を2億5000万ドル相当の現金およびオプションによって買収することで合意したと発表した。
Topspin は、グリッドコンピューティング環境を構築するためのスイッチ接続製品分野において、トップメーカーの1つだ。同社のスイッチ接続プラットフォームにより、複数のサーバー/ストレージ/ネットワークを結合し、グリッド環境を構築できる。スイッチ接続製品は、ユーティリティコンピューティング/サーバー仮想化/クラスタアプリケーションのバックボーンとしての機能も提供する。 Cisco は声明の中で、データセンタ内でグリッドコンピューティング環境を構築する顧客を支援するために、Topspin の技術を用いると述べた。グリッドコンピューティングは、かつて研究開発分野で用いることがほとんどだったが、最近は商用分野にも広がりを見せ始めている。大手企業/サービスプロバイダ/大学といった、高度な演算環境を必要とする組織が、グリッド環境を採用しつつある。 調査会社 Illuminata のアナリスト Gordon Haff 氏は今回の買収について、InfiniBand ベースのスイッチ製品を欠いていた Cisco にとって大きな意味を持つと述べた。Topspin は、InfiniBand 分野に少し遅れて参入し、競合相手が資金枯渇に陥るのを横目に見つつ、競合各社より進んだ製品を開発し、IBM/Dell/Hewlett-Packard/Sun Microsystems といったサーバー大手から、それぞれのサーバー製品で Topspin のスイッチ製品を採用する契約を得てきた。 Cisco は、ネットワーク/ストレージスイッチ製品群を、Topspin の製品で補完できると見込んでいる。Cisco のスイッチ製品には、インターネット用のイーサーネットベースのスイッチプラットフォーム『Catalyst』や、SAN (ストレージエリアネットワーク) 用スイッチ製品シリーズ『MDS』などがある。 買収手続きは、規制当局の承認を待って、Cisco の第4会計四半期 (5-7月期) に完了する見通しだ。 関連記事 最新トップニュース
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