![]() ![]() ![]() ![]() Sun が NAS システムメーカーの知的財産を買収この記事のURLhttp://japan.internet.com/finanews/20050510/12.html
著者:Clint Boulton
海外internet.com発の記事
Sun Microsystems (NASDAQ:SUNW) は9日、ネットワーク接続型ストレージ (NAS) システムメーカー Procom Technology の NAS 製品関連知的財産を、現金およそ5000万ドルで買収することで両社が最終合意に達したと発表した。
この買収は、何か月も前から噂があったもので、Sun にとってそれほど大きな事業拡大というわけではない。同社は2004年4月以来、ソフトウェアライセンス契約の下、NAS アプライアンス『StorEdge 5000』ファミリに、Procom の NAS ソフトウェアを実装している。 今回の買収契約の下、Sun はこのソフトウェアに関する知的財産権を取得するとともに、Procom のエンジニアも一部獲得する。これによって、将来の NAS ストレージ製品および次世代のファイルベース型ストレージシステムの開発が、より迅速かつ低コストで行えるようになる、と Sun は述べている。 この買収契約の詳細について Sun は、買収手続きが完了する予定の6月まで公表を控えるとの姿勢だ。 なお、Sun 社長兼 COO の Jonathan Schwartz 氏は、この買収について、「顧客が負う NAS アプライアンスのコストを軽減すると同時に、わが社の利益率を向上させることを狙ったもの」と、声明の中で述べている。 Procom の NAS ソフトウェアは、Sun の『StorEdge Compliance Archiving Software』のベースとなって、NAS アプライアンス『StorEdge 5310』などのシステムに組み込まれている。StorEdge Compliance Archiving Software は、顧客が法令を遵守しデータを (改変することなく元の状態のまま) 保存できるよう支援するものだ。 なお、Procom の知的財産買収は、Sun のストレージ技術プロジェクト『Honeycomb』を加速させる可能性がある。同プロジェクトは、企業が膨大な保存データの中から特定のファイルを容易に見つけ出せるストレージサーバーの開発を目指している。 Honeycomb は、名前 (「蜂の巣」の意味) が暗示するとおり、クラスタ化したソフトウエア アーキテクチャだ。最新のメタデータと検索ツールを使って、大規模なストレージシステム内のファイル検索を、大幅に効率化する。検索できるファイルは多様で、Eメールの添付ファイルや X線写真などの医療用画像も対象になる。 Honeycomb については、ソフトウェアとハードウェアを組み合わせたシステムを構築したことを、上級プロジェクトマネージャ Mike Davis 氏が今年1月に発表している。Davis 氏によると、同システム構築の狙いは、数テラバイトにも及ぶ膨大な量の保存ファイル (静的ファイルが多い) から、目的のファイルを効率的に検索できるよう、顧客を支援するためだという。 |