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2005年5月27日 13:00

Cisco、アプリ配信技術の FineGround を買収

著者Colin C. Haleyオリジナル版を読む海外海外発
Cisco Systems (NASDAQ:CSCO) は26日、アプリケーション配信技術の FineGround Networks (株式非公開) を7000万ドル相当の現金およびストックオプションで買収すると発表した。企業データセンター向け製品/サービスの強化が狙いだ。

このところネットワーク機器メーカーが、自社の製品を補強する技術を持つ株式非公開企業を買収する動きが続いており、この買収もその流れの中にある。

FineGround は、革新的なアプリケーション最適化技術を持つ。同社のネットワークアプライアンスは、ユーザー応答時間を最大5の1に短縮するとともに、アプリケーションの使用帯域を最大90%削減し、サーバーの負荷も最大90%軽減する。

Cisco セキュリティ技術グループのゼネラルマネージャ Jayshree Ullal 氏は、今回の買収について、声明の中で次のように述べている。「アプリケーション高速化とセキュリティ、および高可用性ネットワークインフラをデータセンターでシームレスにまとめるという、わが社の戦略を強化するものだ」

FineGround は最近、Web アプリケーション配信技術をストレージ分野にも応用している。同社は先月、ファイルの保存や共有をデータセンター内にある1台の機器で行なえる、広域ファイルサービス (WAFS) 用アプライアンス『Velocity-FS』を発表した。発売は6月の予定だ。

WAFS は、ストレージ分野に登場した新しい技術で、広域ネットワーク (WAN) においてローカルエリアネットワーク (LAN) に匹敵する高いパフォーマンスを持つのが特徴だ。遠隔地のデータセンターにも、まるで同じ構内にいるかのようにアクセスできる。Cisco は昨年、WAFS 技術に足場を得ようと、Actona Technologies を買収している。

FineGround は株式非公開で、資金をベンチャーキャピタルから調達してきた。買収手続き完了後は、Cisco のセキュリティ技術グループに入る。従業員42人は移籍し、それを CEO の Nat Kuasik 氏が引き続き率いる。

Cisco は買収完了後、FineGround の製品を自社の営業部門および販売チャネルを通じて販売するとともに、FineGround の技術を自社技術に組み込む予定だ。

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