Sprint、13億ドルで US Unwired を買収へSprint (NYSE:FON) は11日、US Unwired (NASDAQ:UNWR) を現金13億ドルで買収することで両者が合意したと発表した。この買収により、Sprint と Nextel Communications (NASDAQ:NXTL) の合併を阻む法的障害が1つ消えることになる。
Sprint と US Unwired は訴訟関係にあり、4日後には双方の弁護団がルイジアナ地裁に出廷して、審理が始まる予定だった。 先月 US Unwired は、Sprint と Nextel が昨年末に結んだ合併契約について、自社が1998年に Sprint と交わした非競争契約に違反するとして、合併の差し止めを求める訴えを起こしていた。US Unwired の訴えは、Nextel の営業地域が、アラバマ、ミシシッピ、テネシー、テキサスの4州で自社の営業地域と重なっており、競争状態になるという内容だった。 今回の買収条件については、Sprint および US Unwired 両社の取締役会が承認ずみだ。買収合意の一環として、両社は訴訟の中断を申請する。そして、買収手続きが完了した時点で、訴訟を取り下げる予定だという。 US Unwired は、14州で Sprint のサービスを再販し、50万人を超える加入者を獲得している。従業員数は約600人、昨年の売上は約4億800万ドルだった。 Sprint と Nextel は、音声およびデータ通信の分野で Cingular や Verizon Wireless に対する競争力を高めるため、今年9月に合併することで合意済みだ。ただし、合併が実現には、両社の株主および規制当局から承認を得る手続きが残っている。 これが実現すれば新会社は、4000万人以上の携帯電話サービス利用者を持つことになる。新会社の社名は Sprint、本社も現 Sprint と同じカンザス州オーバーランドパークになる。 しかし、Nextel の名前が消えてしまうわけではない。Nextel の名前は、全米規模のデジタルトランシーバ サービスなど、企業向けの製品やサービスのブランド名として残る。Nextel ブランドで販売するサービスは、選り抜きの企業や政府機関向けになる予定だ。 関連記事 最新トップニュース
|
|