Oracle、企業コンテンツ統合製品の Context Media から資産買収Oracle (NASDAQ:ORCL) は2日、企業コンテンツ統合 (ECI) ソフトウェア会社の Context Media から、技術資産および主要人材を買収によって獲得していたことを認めた。
買収手続きは7月15日に完了しているが、金額などの条件は明らかにしなかった。 Context Media の手がける ECI ソフトウェアとは、往々にして互換性のない複数の企業コンテンツ管理 (ECM) システムをつなぎ合わせるものだ。 Oracle の企業コンテンツ管理戦略担当上級ディレクタ Rich Buchheim 氏によると、多くの企業が組織全体を網羅する ECM システムを設けず、むしろ小さな組織単位で異なる ECM システムを配備している場合もあることから、統合技術の重要性は高いという。 こうした異なる ECM システムをまとめるには、Context Media の『Interchange Suite』のような ECI ソフトウェアが必要だ。同スイート製品は、企業コンテンツの分類/管理/アクセスにおける柱となる『Interchange Context Server』、複数のデータリポジトリを集約管理する『Interchange Integration Console』、コンテンツ利用におけるルール管理を行なう『Interchange Distribution Console』からなる。 Buchheim 氏によると、Interchange Suite は異なる複数のデータリポジトリに対する情報パイプラインを構築し、同時に様々なシステムと接続するためのアダプタや対応照合ツールを提供するという。そのため、異なるシステムに格納した情報を、全て1つのリポジトリに格納する際の、メタデータ対応照合/フォルダ階層構造/アクセス制御情報などに関する不整合の発生を防ぐと同氏は述べた。 Context Media の製品は Java ベースのソフトウェアで、オープンスタンダードに対応しているため、EMC (NYSE:EMC) 製品や IBM (NYSE:IBM) 製品、あるいは Microsoft (NASDAQ:MSFT) 製品など、多様な ECM 製品と混在して運用できる。 Context Media 製品の獲得によって、Oracle が競合相手の製品から自社製品に移行できる道筋を付けたいのは明らかだが、Buchheim 氏は同社が平和的共存関係を快く受け入れると示唆した。 関連記事 最新トップニュース
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