Webファイナンス 2005年9月13日 13:00

Oracle が、CRM 製品大手の Siebel を58億5000万ドルで買収へ

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2005年9月13日 13:00 付の記事
■海外internet.com発の記事

Oracle (NASDAQ:ORCL) は12日、CRM ソフトウェア会社 Siebel Systems (NASDAQ:SEBL) を58億5000万ドル相当の現金と株式で買収すると発表した。企業向けソフトウェア市場を再び揺るがす大型買収だ。

買収合意条件に基づき、Siebel 株主は同社株1株につき10.66ドルの現金を受け取るか、同額相当の Oracle 株に交換するかを選択する。なお、Siebel の手持ち現金22億4000万ドルを差し引くと、実質的な買収総額は36億1000万ドルとなる。

Oracle の CEO (最高経営責任者) Larry Ellison 氏は声明の中で、Siebel 買収により同社が一挙に「世界一の CRM アプリケーション会社」になると述べた。同氏は具体的な数字を挙げ、「Siebel のアプリケーション利用顧客企業4000社と、CRM ユーザー340万人が、北米のアプリケーション市場トップというわが社の地位を堅固にし、世界のアプリケーション市場においても、当社を首位に近づけてくれる」と語った。

調査会社 Forrester Research の企業向けアプリケーション調査グループ担当副社長 Paul Hamerman 氏によると、Oracle の Siebel 買収は、顧客基盤と市場シェアを獲得するという意味では、業界に大きな波紋を呼んだ PeopleSoft 買収に似ているが、今回は技術的な側面の比重が大きいという。

「今回の場合、買収の狙いの中心は製品だ。CRM 分野における Siebel 製品の能力は、Oracle ブランドの各種業務用スイートや、PeopleSoft ブランドの製品群に比べると、かなり高いと思う」と Hamerman 氏は語った。

Oracle が Siebel の技術を、製品戦略の中でどのように活用するかが今後の見所と Hamerman 氏は述べた。Oracle は、買収を発表した12日午前の電話会見の中で、現行の Oracle および PeopleSoft ブランドの CRM 製品については、サポートと開発を継続すると述べている。

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