米国の3大信用情報会社、共通の暗号化標準を共同開発へ米国の3大信用情報会社、Equifax、Experian、TransUnion は、個人情報の機密が保たれていると消費者に安心してもらおうと、提携した。
3社が取り組んでいるのは、信用調査会社に送られるデータの機密を守り、消費者の個人情報データを保護できる、共通の暗号化標準を共同開発することだ。 この規格には、暗号規格の「3DES」と「AES」、および最低でも128ビット暗号鍵を組み込む予定だという。 3社はそれぞれ、すでに米連邦通信委員会 (FCC) の規定を充たすセキュリティ対策を導入している。今回の新しい取り組みで目指すのは、各社共通の暗号化標準を信用調査情報に適用することにより、消費者データの保護を強化することだ。 消費者データ業界団体 Consumer Data Industry Association (CDIA) の会長兼 CEO (最高経営責任者) Stuart Pratt 氏は、声明の中で次のように述べている。「業界レベル暗号化標準規格の利用を、簡素化および明確化して促進しようという3社共同の取り組みは、革新的であるとともに必要なことだ」 「こうした標準規格は、信用情報業界の会社がこぞって暗号を使うとともに、暗号の実装を1つの分かりやすい方法に統一することによって、大手金融機関からごく小規模な金融業者まで利用できるようにする、という目的に沿ったものだ」と Pratt 氏は述べている。 3社の動きの背景には、ここ数年、消費者の信用情報を狙った攻撃が続いていることがある。 Experian は2002年に、クラッカーの攻撃を受け、3万人を超える消費者の個人情報が盗まれる被害に遭った。 今年2月には、信用調査会社 ChoicePoint が、14万5000人の個人情報漏洩事件に遭遇している。 そして、4月には世界有数の出版業者/情報提供業者 LexisNexis が28万人分の顧客情報が漏洩した恐れがあると発表した。6月にもクレジットカード情報処理会社 CardSystems から約4000万件のクレジットカード情報が流出した事件があったことは、お伝えしたとおりだ。 関連記事 関連テーマ 最新トップニュース
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