DataPower は以前から、売上を増やすために露出拡大を狙っていた。一方の IBM は、SOA 関連のソフトウェアおよびサービスを広く深く手がけているが、分散コンピューティングに関わる顧客ニーズを満たす単一ソリューションを提供するために必要な、ハードウェアとの本格的な組み合わせを持っていなかった。今回の買収は、まさに両社の利害が一致したといえる。
IBM にとって DataPower の獲得は、SOA 関連製品ラインにおける相当規模の補完となる。つまり、XML メッセージ処理の安全性/高速性/統合性を、WebSphere 部門やグローバル サービス部門のポイントソリューション群ではなく、単体のアプライアンス製品で提供できるからだ。