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Google の第3四半期決算は夏枯れ知らずドットコムバブル華やかなりし頃、うなぎ上りの業績、怒濤の新規株式公開、莫大な資金調達と、当時のインターネット業界の決まり文句は「勢いを得ている」だった。業界を牽引した企業は、「勢い」こそ優位性を維持するための特質だと考えていた。Google (NASDAQ:GOOG) が手にしているのは、まさにその「勢い」だ。
Google は20日、第3四半期決算を発表した。売上は過去最高の15億7800万ドルを計上し、 前年同期に比べると倍近い大きな伸びを見せた。また純利益は、GAAP ベースで前年同期比11%増の3億8100万ドル (希薄化後1株あたり1.32ドル)、非 GAAP ベースでは前年同期比15%増の4億3700万ドル (1株あたり1.51ドル) となった。 同社 CEO の Eric Schmidt 氏は、以前の電話会見で、インターネット業界では第3四半期が夏枯れにあたるため、すなわち例年トラフィックと広告支出が伸び悩む時期のため、業績の成長は鈍くなるだろうと弱含みの見通しを示していた。しかし今回の決算は、こうした弱気の見通しを吹き飛ばすものだった。 また財務上の数字以外でも、同社の「勢い」が現われている。Nielsen//NetRatings の調査によると、第3四半期末月の今年9月に発生した全検索のうち、Google の割合は45.1%で最も多かったという。以下、Yahoo! が23.3%、MSN が11.7%だった。 Schmidt 氏は20日の電話会見で、「この勢いは、わが社がユーザーや顧客と、効果的に結びついていることを示している」と語った。 大手広告主によるオンライン広告支出拡大傾向に、Google が上手く乗っていると語るのは、同社の製品管理副社長 Jonathan Rosenberg 氏だ。「Fortune 500 企業のような大手広告主は、ブランド広告に予算を割き始めている。これは Google のみならず他のオンライン企業にも利益をもたらす大きな長期的傾向だ」と Rosenberg 氏は述べた。 18日に決算を発表した Yahoo! (NASDAQ:YHOO) も、一般消費財メーカーがブランド広告を牽引すると同時に、検索連動広告を本格的に利用し始めたと述べていた。 Google は検索以外のサービスでも「勢い」を得ている。ただし同社は、あくまでも広告売上を主体にし、個々のサービスについて商業化を進める計画は無いとしている。従って、ここでいう「勢い」は利用者の数だ。 Nielsen//NetRatings が検索以外の Google サービスについて、2005年9月のユニークビジター数を調べたところ、Web メールサービス『Gmail』は、前年同月の170万人から600万人近く (249%増) に急増したという。同じく Blog サービス『Blogger』のユニークビジター数も、前年9月の620万人から1470万人 (138%増) に拡大した。さらに地図/地域情報サービス『Google Maps』のユニークビジター数は、今年2月の170万人から9月には1440万人 (752%増) と、月にも届くほどの勢いで伸びた。 関連記事 最新トップニュース
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