SanDisk、三次元メモリの Matrix を買収フラッシュメモリ大手 SanDisk (NASDAQ:SNDK) は20日、三次元 (3D) 集積回路の Matrix Semiconductor (株式非公開) を株式2億5000万ドル相当および現金1200万ドルで買収することで、両社が合意に達したと発表した。両社はともにシリコンバレーにあり、いわばご近所どうしだ。
Matrix は1998年の創業以来、3D 集積回路を利用したワンタイムプログラマブル (OTP) メモリ技術の開発と販売を行なっている。 同社の『Matrix 3D Memory』(3DM) 製品ラインは、書き換えの必要がなく低コスト性が重要な、ゲームや音楽などコンテンツの保存に使われている。 SanDisk の CEO (最高経営責任者) Eli Harari 氏は、Matrix の買収について、声明の中で次のように語った。「われわれは Matrix のスタッフを高く評価しており、彼らがわが社に加わることを歓迎する。Matrix 3D Memory の用途はゲームにとどまらない。わが社が準備中のフラッシュメモリカード新製品『gruvi』に組み入れて、携帯機器向けに有料の音楽タイトルや各種コンテンツを (著作権を保護しながら) あらかじめ記録して販売するなど、大きな役割を果たせると期待している」 gruvi カードは、デジタルコンテンツの著作権保護が可能なフラッシュメモリカード新技術『TrustedFlash』を使っており、着脱も可能なのが特徴だ。 OTP 技術は一度書き込むと書き換えができない。したがって、書き換え可能だがより高価な SanDisk のフラッシュメモリ製品とは直接競合はせず、むしろお互いに補完関係にある。 Matrix によると、同社が 3D 集積回路に関して取得した米国特許は100件を超えるという。同社は、さまざまな販売チャンネルを通じて Matrix の 3D OTP 製品をサポートおよび販売していく予定だ。 SanDisk は、フラッシュメモリカードを最初に開発した会社で、世界最大のフラッシュメモリ データストレージカード供給者を謳っている。 一方の Matrix は、世界で初めて 3D 集積回路を開発した会社だ。Matrix 3D Memory は、低コストかつ高密度な、恒久保存用の OTP 不揮発性メモリで、セキュリティ標準規格およびデジタル著作権管理 (DRM) 標準規格に準拠している。 関連記事 最新トップニュース
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