Amazon.com、第3四半期決算を発表オンライン小売業大手 Amazon.com (NASDAQ:AMZN) は25日、第3四半期決算を発表した。ホリデーシーズンに向け、第4四半期の業績拡大に期待をかける投資家たちにとって、同社は少々心許ない業績見通しを示した。
第3四半期の利益および売上は、アナリストの予想を上回ったものの、第4四半期の売上見通しはアナリスト予測に比べてやや弱含む内容だった。 具体的な数字を見ていくと、第3四半期の純利益は3000万ドル (希薄化後1株あたり7セント) で、前年同期の5400万ドル (希薄化後1株あたり13セント) に比べて大きく減じた。ただしこの数字は、多額の特許訴訟和解費用を損失計上したもので、それらを除外したプロフォーマベースの純利益は5000万ドル (1株あたり12セント) と、アナリスト予測に比べて2セント多かった。なお売上は前年同期比27%増の18億6000万ドルで、アナリスト予測を2000万ドル上回った。 地域別の売上は、北米地域 (米国およびカナダ) 売上が前年同期比28%増の10億4000万ドル、米国外売上が前年同期比26%増の8億1700万ドルと、どちらもバランス良く伸びた。 次に商品種別では、電化製品や玩具など、本業のメディア商品以外の売上が好調で、前年同期に比べて43%増え4億9100万ドルとなった。主力のメディア商品 (書籍/DVD/音楽 CD/ゲームなど) は、前年同期比20%増の13億1300万ドルだった。メディア商品で最も販売数が多かった商品は、当然のことながら、『ハリーポッター』シリーズ第6弾『Harry Potter and the Half-Blood Prince』(ハリーポッターと混血のプリンス) で、第3四半期中の販売部数は160万部を超えたという。一方、第3四半期の粗利益率は24.9%で、アナリストの予測よりも低かった。 なお今後の業績見通しだが、Amazon.com は第4四半期の営業利益について、1億3500万ドルないし2億1000万ドル、そして売上については、28億6000万ドルないし31億6000万ドルになるとの見通しを示した。第4四半期の業績見通しは、アナリストの予測範囲の下限値に近いものだった。同社を取り巻く状況は決して甘いものではなく、激しくなる一方の従来型の小売業者やディスカウント業者との競合に、今後も直面していく。ただし同社は、第4四半期の売上見通しに関して、「慎重ながら楽観的」との見方を示した。 関連記事 関連テーマ 最新トップニュース
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