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企業向けソフトウェア市場の整理統合はまだ終わらない企業向けソフトウェア市場の整理統合は、まだまだ収束に向かうどころではない。この整理統合の波により企業の IT 担当者は、ソリューションの購買先を変更するか否かの決断を迫られることになりそうだ。
IT 関連コンサルティング/調査会社 Robert Frances Group (RFG) が、ソフトウェア業界の整理統合について、そんな分析結果を発表した。 RFG の副社長でリサーチ フェローの John Van Decker 氏は、Oracle (NASDAQ:ORCL) が58億5000万ドルで Siebel Systems (NASDAQ:SEBL) を買収すると発表した件について、同様の買収が今後もまだ続くと見るべき、と述べた。 「Microsoft (NASDAQ:MSFT) が先日、ビジネスインテリジェンス (BI) 分野への参入を発表したが、これは BI 業界の各企業にとって、大きな圧力となり、業界各社は自社を買収してくれる救世主を探し始めると思う。企業向けアプリケーション ベンダーは今後も、競争圧力を受け続けるだろう」と同氏は語る。 経営資源管理 (ERP) 業界では整理統合が進み、2007年までに SAP、Oracle、SSA Global、Microsoft の大手4社だけになると RFG は予測する。結果として、生き残った業者間のシェア争いはいっそう激しくなるが、ユーザーの選択肢は少なくなる。また RFG は、業界特化型の垂直市場向けアプリケーションが、今まで以上に増えると予測している。「これは、成熟市場において起こることで、顧客の選択肢が少なくなることでもある」と Van Decker 氏は述べた。 Van Decker 氏によると、大型合併によるサポート体制の変化が、顧客に大きな影響を及ぼすという。つまり Oracle の場合、買収済みの PeopleSoft や J.D. Edwards、そしてこれから買収する Siebel の製品を用いる既存顧客は、それぞれの従来製品ラインについて、今後もサポートするという約束を確実に履行するよう、声を大にして求め続けなければならない、というのが同氏の考えだ。「声を大にして訴え続けていないかぎり、時間が経てば利用者はねじ込まれてしまう」 一方、立場が変われば見方が変わるという訳ではないのかもしれないが、当の Siebel が先ごろ開催したイベント『Siebel CustomerWorld』で、同社のマーケティング パートナー Extraprise が実施した調査によると、Siebel 製品の既存顧客の多くは、Oracle による買収が自社の CRM 戦略にとって良い影響を及ぼすと考えているという。同調査では、一部顧客から Oracle/PeopleSoft のソリューションと統合することに不安を訴える声や、合併を機会に Siebel 製品から別のソリューションに移行することを考えているとの声もあったが、Extraprise は、Siebel が Oracle と合併した後も優良顧客の大半を維持できるとの見方を示した。
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