Webファイナンス2005年11月1日 12:00
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AOL 共同創立者の Case 氏が Time Warner 取締役を辞任

この記事のURLhttp://japan.internet.com/finanews/20051101/12.html
著者:Tim Gray
海外internet.com発の記事
Time Warner (NYSE:TWX) は10月31日、元会長 Steve Case 氏の取締役辞任を発表した。同氏は、Time Warner のインターネット事業子会社 America Online (AOL) の共同創立者で、AOL と Time Warner 合併を成立に導いた立役者の1人でもある。

Case 氏も声明を発表し、辞任の理由について、同氏の新会社 Revolution にもっと多くの時間を割くためと説明した。

「Time Warner の取締役を辞めることで、Revolution を成長させるための、より大きな機会が得られる。Revolution が新分野に踏み込む際に起こりうる、利害関係の衝突を避ける意味もある。今後も、AOL の将来に向けた戦略を検討する際や、Time Warner が株主価値を最大化するための手を打つ際には、(大口個人株主として) 積極的に携わる」と Case 氏は述べた。

AOL と Time Warner は鳴り物入りで合併したものの、期待したほどの相乗効果を生まず、却って業績に悪影響を与えている。社名も合併当初の AOL Time Warner から Time Warner に変わった。2002年から2003年にかけて、AOL と Time Warner の合併成立に貢献した複数の人物が、要職を追われている。Case 氏の場合、2003年に業績不振を理由に、AOL Time Warner (当時の社名) の会長職から退いたが、その後も同氏は取締役会に留まっていた。

当時の要職解任劇の結果、Time Warner の会長兼 CEO に就任したのは Richard Parsons 氏だ。今回 Time Warner が発表した声明で、Parsons 氏は次のように述べている。「われわれは、AOL の共同創立者の1人として、取締役会で重要な役割を果たし、長きにわたり多数の業績を残した Case 氏に対し、大いなる敬意を抱いている。同氏はわが社の大口個人株主の1人でもあるため、わが社が前進を続ける際に、思慮深い助言を期待できる。同氏の辞任を残念に思う」

AOL についてはこの数か月、資本提携を求めて複数企業と交渉中との憶測が飛び交っている。資本提携相手として名前が出ているのは、Microsoft (NASDAQ:MSFT)、Google (NASDAQ:GOOG)、Yahoo! (NASDAQ:YHOO) といった業界大手だ。

ほかにも先ごろ AOL は、会員向けサービス部門を中心に、全従業員2万人の約4%にあたる700人の人員削減を行なうなど、逆境を示す話題が続いている。

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