![]() ![]() ![]() ![]() AOL 創立者の Case 氏、Time Warner と AOL の合併解消を進言この記事のURLhttp://japan.internet.com/finanews/20051213/12.html
著者:Tim Gray
海外internet.com発の記事
Time Warner (NYSE:TWX) 元取締役の Steve Case 氏が、America Online (AOL) は Time Warner と袂を分かつ時期に来たと発言した。同氏は AOL の共同創立者で、AOL と Time Warner の合併を成立に導いた立役者の1人だ。
Case 氏は11日、『Washington Post』紙に寄せた論評の中で「6年前、私は AOL と Time Warner が合併する上で重要な役割を果たしたが、今は、現 Time Warner を複数の独立会社に分割し、AOL 単独で再出発させる形で、合併を『解消』することが最善の策だと考えている」と記した。 同氏は10月、自ら設立した新会社 Revolution にもっと多くの時間を割くため、Time Warner の取締役を辞任した。「AOL が持つインターネット業界ならではの考え方が、Time Warner の成長を加速させる」という期待と、Time Warner が「AOL の顧客ベースのダイアルアップからブロードバンド移行を加速させる」という考えは実現しなかったと、Case 氏は述べる。 AOL については、 Microsoft (NASDAQ:MSFT) や Google (NASDAQ:GOOG) などと資本提携の可能性が取り沙汰されていたが、Case 氏は、他のインターネット関連会社との合併が、業績不振にあえぐ AOL を救うことにはならないとも述べている。 「Time Warner は AOL を100%子会社としながらも、それによって利益を出すことに失敗したという事実を考えれば、完全子会社にせずとも別の企業が一定の支配権を持つ状況で、うまく行くとは考えにくい」と Case 氏は記した。 Case 氏によると、Time Warner との合併は AOL にとって負担となり、その間、Google や Yahoo! (NASDAQ:YHOO) などの競合他社は大きく前進したという。 「Time Warner はあまりに巨大で複雑な上に対立も多く、新たなチャンスをつかむには動きが遅すぎることが分かった。つまり、古いタイプの複合企業そのものだったということだ」と、Case 氏は述べる。 Case 氏は今年7月、Time Warner の取締役会において、AOL を「解放」し、Time Warner を4つの会社、すなわち Time Warner Cable、Time Warner Entertainment、Time Inc.、AOL に分割すべき時期に至ったと提案していた。 Time Warner 広報担当副社長の Kathy McKiernan 氏は取材に対し、「Case 氏の発言は株主の声として尊重する。しかし同氏も知っている通り、その考えは当社取締役および経営幹部が、外部アドバイザを交えて慎重に検討した結果、株主利益の向上につながる確証がないと、すでに結論を出している」と語った。
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