IBM、ポータルツールの Bowstreet を買収IBM (NYSE:IBM) は20日、提携関係にあるソフトウェア会社 Bowstreet を買収したと発表した。Bowstreet は、アプリケーションや文書やデータベースなどを、1つの統合型ポータルアプリケーションにまとめられるツールと技術で知られる。
Bowstreet の主力製品『Portlet Factory』は、新たなコーディング無しに、異種のコンピュータシステム上のデータや情報を結合してポータルに入れることができる、カスタマイズ可能ソフトウェアキットだ。これを使うと、データを顧客や提携企業およびサプライヤなどと簡単に共有できるため、コラボレーションが容易になり、生産性向上につながる。 この Bowstreet を買収したことは、IBM にとって自社のサービス指向アーキテクチャ (SOA) 戦略の強化になる。SOA とは、企業が顧客や提携企業およびサプライヤなどとデータやアプリケーションを効果的に統合できる枠組みを指す。Bowstreet の製品や技術を使うと、顧客企業は、さまざまな既存のデータや企業アプリケーションを IBM の『WebSphere Portal』環境にシームレスと組み合わせられるため、SOA の恩恵を享受できる。 両社は4年あまり前から提携関係にあり、IBM は、両社共通の顧客が『J2EE』ソフトウェアや Web サービスに基づいた分散アプリケーションを開発/運用/管理しやすくなるよう、Portlet Factory を再販している。 買収の金銭的条件は公開していないが、IBM によると、Bowstreet の従業員75人全員および本社オフィスは現状通り維持する予定だという。 IBM の情報管理担当ゼネラルマネージャ Ambuj Goyal 氏は20日、Bowstreet 買収によって、自社の SOA 戦略に正面玄関ができると言い、次のように述べた。 「わが社は、WebSphere Portal を使ってユーザーインターフェースを仮想化している。Bowstreet の Portlet Factory を使えば、さまざまなユーザーインターフェースをきわめて迅速に実現できる」 関連記事 最新トップニュース |
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