CA、アプリケーション管理の Wily 買収へComputer Associates International (NYSE:CA) は5日、アプリケーション管理ソリューションを手がける Wily Technology (株式非公開) を買収することで合意したと発表した。買収額は現金3億7500万ドルとなっている。Computer Associates (CA) にとって Wily 獲得は、実入りの良い管理ソフトウェア分野で競合する IBM や HP を追い抜くための買収戦略の1つだ。
Wily が提供しているソリューションは、アプリケーションの処理速度低下や機能不全が生じた際、システム全体のパフォーマンスに悪影響が及ぶ前に、問題発生を検出し診断作業を行なえるものだ。調査会社 Gartner は同社を、Java アプリケーション管理分野のトップ企業と位置付けている。 CA の CEO (最高経営責任者) John Swainson 氏は電話会見で、企業にとって、膨大な量のコンピュータ処理をリアルタイムに実行できることが、事業目標達成の成否を左右するようになっていることから、Wily 製品のようなソフトウェアはきわめて重要だと述べた。 「アプリケーション管理は、顧客が IT 環境の管理をアプリケーションからインフラにわたって隅々まで行なえるようにするために重要なだけでなく、当社の『Enterprise IT Management』構想を実現するためにも重要だ」と Swainson 氏は語る。 Gartner はアプリケーション管理分野の市場規模について、2007年には10億ドル、そして2009年までには13億ドルに達すると予測している。 Swainson 氏は、Wily が450社の顧客を擁し、同市場の成長を牽引していると述べた。同氏は Wily の管理ソリューション導入事例として、Cingular Wireless の顧客サービスや、ホンダの自動車工場の操業、FedEx.com の注文履行ソフトウェアを挙げた。 Swainson 氏によると、Wily の売上は2004年に48%増加しており、2005年の通期売上も前年比75%増加する見通しという。これは市場全体の伸び率と比べて3倍以上の数字だ。 CA の CFO (最高財務責任者) Jeff Clarke 氏は、予定通り3か月で買収が完了すれば、会計年度2007年決算 (2007年3月締め) に、Wily の約7200万ドルの売上が加わる見通しと述べた。 Clarke 氏によると、買収後 Wily は CA の企業向けシステム管理事業部内の Wily Technology 部門として活動し、Wily の現 CEO の Dick Williams 氏が同部門を率いるという。 関連記事 最新トップニュース
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