eBay、好調な決算を発表するも、今後の見通しに株式市場は嫌気オンライン売買サービス大手の eBay (NASDAQ:EBAY) は18日、2005年第4四半期決算を発表した。
2005年第4四半期の売上は、前年同期比42%増の13億2900万ドルで、過去最高となった。純利益は、GAAP ベースで2億7920万ドル (希薄化後1株あたり20セント)、プロフォーマベースで3億4010万ドル (希薄化後1株あたり24セント) だった。営業利益は、前年同期比30%増の3億7040万ドルとなっている。 eBay が昨年10月に示していた同四半期の業績見通しと比べると、売上は見通し範囲の上限額12億8500万ドルを上回ったほか、希薄化後1株あたりの利益についても、GAAP ベースで16セント、プロフォーマベースで21セントとしていた見通し額を上回った。 通期業績も好調だ。eBay の2005年通期売上は、前年の32億7100万ドルから39%増え45億5200万ドルとなった。また通期純利益については、GAAP ベースで10億8200万ドル (希薄化後1株あたり78セント)、プロフォーマベースで12億300万ドル (希薄化後1株あたり86セント) だった。 2005年通期の事業実績に目を移すと、主力の eBay オークションでは、2005年の総出品数が前年比33%増の19億件、落札総額は前年比30%増の443億ドルで、過去最高額となっている。 決済サービス子会社 PayPal を通じた2005年の決済総額は、決済取り次ぎ事業分を除いて、前年比45%増の275億ドルに上った。 2005年第4四半期の総売上の内訳だが、従来からあった事業区分では、米国における売買サービス売上が5億2610万ドル (昨年買収した比較ショッピング/消費者レビューサイト Shopping.com を含む)、米国外における売買サービス売上が4億7350万ドル、決済サービス売上が3億440万ドルとなっている。 今回、新たな区分として通信事業が加わった。これは、話題となった Skype Technologies の買収によるものだ。Skype 買収手続きは、昨年10月14日に完了しており、買収完了日から第4四半期末日までに、2480万ドルの売上をもたらした。 eBay は2006年の業績見通しとして、通期売上が57億ドルないし59億ドルになるとしている。四半期単位では、第1四半期の売上が13億6500万ドルないし13億8000万ドル、第2四半期が13億7000万ドルないし14億1500万ドルとの見通しを示した。また2006年の通期利益については、GAAP ベースで1株あたり65セントないし71セントになるとの見通しだ。 eBay の2005年の売上と純利益は、アナリスト予測の上限額に達したものの、2006年通期の業績見通しは、アナリスト予測の1株あたり利益1ドル2セントおよび予測売上59億ドルを下回る数字で、株式市場はこの点を嫌気した。 関連記事 最新トップニュース
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