EMC が四半期決算を発表、不調の徴候なく見通しも強気このところ、アナリスト予測を下回り株式市場の不興を買うハイテク企業の決算発表が続いたが、ストレージ大手 EMC (NYSE:EMC) は24日、好調な2005年第4四半期決算を発表した。
第4四半期決算の内容は、売上が前年同期比15%増の27億1000万ドルで、純利益は4億900万ドル (1株あたり17セント) だった。ただし同社は、今月すでに直前の業績見通しを発表しており、その時点で業績がアナリスト予測を上回ると明らかになっていたため、第4四半期の業績自体は、さほど強い印象を与えるものにならなかった。なお、同社が示した2006年の通期売上見通しは111億ドルないし113億ドル (2005年通期売上に比べて15%ないし17%増) という数字で、アナリスト予測を上回る内容だった。同社はストレージ市場の約4分の1を占めている。 第4四半期の売上増要因は、ミッドレンジ プラットフォーム製品、NAS 製品、スイッチやファイルサーバーなどの接続性製品のほか、コンテンツ管理および仮想化ソフトウェアといった製品の売上が好調だったことだ。前年同期に比べ、『CLARiiON』ブランドを展開するミッドレンジ製品の売上は32%増え、NAS の売上も50%増、接続性製品売上は27%増、コンテンツ管理ソフトウェアのライセンス売上は25%増で、仮想化ソフトウェア『VMware』のライセンス売上は62%増えた。 EMC の総売上の約半分を占めるハイエンド製品『Symmetrix』の売上は、前年同期とほぼ同じだった。だが第4四半期は、新しいハイエンド ディスクアレイ『Symmetrix DMX 3』を発売したこともあり、第3四半期に比べると売上が19%増加した。DMX 3 は、出荷システムの平均ディスク構成が60TB で、第4四半期の Symmetrix 売上の約3分の1を占めた。 EMC の CEO (最高経営責任者) Joe Tucci 氏によると、同社は26日に「DMX ファミリ製品の中で、比較的ローエンド寄りの新製品と、従来よりさらにハイエンドの新製品」を含む、ILM (情報ライフサイクル管理) 関連の発表をいくつか行なう予定という。 第4四半期のソフトウェア保守およびライセンス総売上は、前年同期に比べて15%増加し、初めて10億ドルを超えた。ネットワークシステム自動管理ソフトウェア『SMARTS』の売上が特に好調だった。バックアップ/回復/アーカイブソフトウェアの売上は前年同期比13%増、サービス売上は4%増となった。地域別の売上も、世界主要地域で前年同期比2桁成長を果たし、好決算につながった。 関連記事 最新トップニュース
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