Webファイナンス2006年2月1日 14:00
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Incipient、新たに2400万ドルを調達

この記事のURLhttp://japan.internet.com/finanews/20060201/12.html
著者:Paul Shread
海外internet.com発の記事
ストレージ関連ソフトウェアを手がける新興会社 Incipient が、新たに2400万ドルのベンチャー資金を調達した。同社が今回を含め4度の資金調達で獲得した資金の総額は7900万ドルにのぼる。

同社は過去の資金を、ソフトウェアスイート『Incipient Network Storage Platform (NSP)』の完成に費やしてきた。今回の調達資金は、同製品出荷にさいしてのマーケティング/販売活動の拡充にあてるという。

Incipient のマーケティング担当副社長 Robert Infantino 氏は、「複雑な製品のため、潤沢な資金が必要だ」と述べた。

企業 IT に関する情報分析会社 Enterprise Strategy Group の創設者で上級アナリストの Steve Duplessie 氏は、今回の資金調達について次のように話す。「そんな大金に値する企業があるのか、私には分からない。分かっているのは、Incipient が、ネットワークインテリジェンスという途方もなく巨大化しつつある市場にあって、数少ない独立系企業の1つということだ。もし IBM のストレージ仮想化ソフト『SAN Volume Controller (SVC)』が成功を収め続け、EMC の『Invista』が大きな利益をあげ始めれば、Incipient に目を向ける企業が増えるだろう。スイッチ製品にインテリジェンスを追加したいと思っても、現時点でそうした需要に応えてくれる企業は多くない。個人的に、ネットワーク インテリジェント化は、もしもの話ではなく、いつ、どのように行なうかがすべてだと思う。今後、必ず興味深い展開が見られるはずだ」

大きな期待を集めている Incipient の NSP ストレージ仮想化製品は、ベータ版がまもなく登場予定で、正式版は第2四半期早々に出荷開始となる予定だ。

Incipient によると、スイッチ製品を手がける「一級」企業が、OEM 供給を求め、すでに NSP ソフトウェアスイートの採用に名乗りを上げているという。同製品は、OEM 契約によって、Cisco Systems、Brocade Communications Systems、McData、QLogic などの Fibre Channel スイッチ製品に組み込まれる予定だ。NSP は、ストレージとホストの間に抽象化レイヤーを挿入し、ボリューム管理、データ保護、複製サービス、プロビジョニング自動化、データ移動といったストレージサービスを実装するためのストレージ仮想化レイヤーを作成する。


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