Intel、第1四半期の売上見通しを下方修正半導体最大手の Intel (NASDAQ:INTC) は3日、第1四半期の業績見通しを発表した。同社は7日から、サンフランシスコで『Intel Developer Forum』を開催するが、残念ながら今回の発表内容は売上見通しの下方修正で、イベント開催を飾るものにはならなかった。
Intel は第1四半期の売上見通しについて、当初の91億ドルないし97億ドルから、87億ドルないし91億ドルに引き下げた。 売上見通し下方修正の主要因として、同社は需要が予想を下回ったことを挙げたが、もう1つの理由として、「市場シェアの微減」と明言した。 一方、競合相手の AMD (NYSE:AMD) は、特に利益率が最も大きなサーバー分野で、着実に市場シェアを伸ばしている。 パソコン部品市場調査会社 Mercury Research によると、パソコン市場における AMD のシェアは、2005年第3四半期の17.7%から、第4四半期には21.4%に増えたという。AMD のシェアが20%を超えたのは、2001年以来のことだ。 サーバー分野では、AMD のデュアルコア版『Operton』が好調で、サーバー市場全体における同社のシェアは、第3四半期の12.7%から第4四半期には16.4%に上昇した。 Intel は1月に行なった金融アナリストとの電話会見の中で、一部顧客に対し、顧客側在庫充実のため (2005年に) 優遇価格で販売を行なっていたことを明らかにしている。 Mercury Research のアナリスト Dean McCarron 氏は、取材に対して次のように語った。「優遇価格で購入した企業は、安く仕入れた分を2006年第1四半期の製品組み立てに回した。(同四半期における Intel の) 売上減の一因は、そこにある」 しかし同氏は、デスクトップ、モバイル、サーバーといった全ての主要分野で、AMD が着実にシェアを獲得していることも、Intel の売上を圧迫している大きな要因と述べ、「データが出揃うまで、市場シェアの予測は差し控えるが、確かに AMD は勢い付いていると言わざるを得ない」と語った。 なお Intel にとって、大きな痛手になりかねない話も出ている。検索およびインターネットサービス最大手の一角 Google が、新規調達サーバーの大半を AMD 製プロセッサ搭載システムにするかも知れないという内容で、現実になれば、Google の知名度やこれまでの Intel との関係性から考えて、甚大な影響を及ぼす可能性がある。 関連記事 最新トップニュース
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