Webファイナンス2006年3月8日 14:00
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Cisco、ビデオ監視技術の SyPixx Networks を買収

この記事のURLhttp://japan.internet.com/finanews/20060308/12.html
著者:Clint Boulton
海外internet.com発の記事
積極的に企業買収を進めている Cisco Systems (NASDAQ:CSCO) は7日、ネットワーク型ビデオ監視技術の SyPixx Networks (株式非公開) を、現金と株式あわせて約5100万ドルで買収することで両社が最終合意に達したと発表した。

SyPixx は、創業2年の新興企業で株式は公開していない。同社は、既存のアナログ式ビデオ監視システムの映像をデジタル形式に変換し、IP ネットワークを通じて監視できるソフトウェアおよびハードウェアを開発している。

SyPixx の製品には、デジタル式 (IP) ビデオカメラ エンコーダ、デジタル式 (IP) からアナログ式に変換するビデオ監視デコーダ、アナログ式ビデオ伝送機器、ビデオの録画/管理ソフトウェアおよびサーバーなどがある。

Cisco は、IP ネットワークを介して「音声」「映像」「データ」を安全に提供することを目標の1つに掲げており、SyPixx 買収はその一環だ。SyPixx の製品によって、顧客が既存の監視システムを活用して IP ネットワークと連動させるなど、より包括的な物理セキュリティプログラムに組み込めるよう支援する。

Cisco は声明の中で、SyPixx の技術を使う利点について、いつでもどこからでもビデオ映像にアクセスできるため、セキュリティ上の脅威や問題発生にリアルタイムで対応可能になると説明している。SyPixx の製品は、企業が新しいセキュリティ アプリケーションを使って、録画映像やライブ映像をより有効に活用できるよう支援する。

社内および社外からのセキュリティ脅威を排除する『Self Defending Network』(自衛ネットワーク) 戦略を掲げ、Cisco はすでに数種類のソフトウェアを提供中だ。それらソフトウェアには、サービス不能化 (DoS) 攻撃やワームおよびウイルスからネットワークを保護する、ファイヤーウォールなどのソリューションがある。

Cisco は、ビデオ映像監視機能を「インテリジェントな集約環境」の一部として企業に提供しようとしており、SyPixx の買収によって、物理的なセキュリティ対策が自社の最新技術分野になる、と述べている。

買収手続きは4月に完了する予定で、SyPixx のビデオ映像監視製品は、Cisco の Emerging Markets Technology Group 内の新事業部門の一部となる。新事業部門は、Emerging Markets Technology Group 副社長 Marthin De Beer 氏の指揮下に入る。

De Beer 氏は次のように述べた。「SyPixx の買収を機会に、わが社は、人々の安全および物的資産の保護を強化するプラットフォームとなり得るか、を示してゆく」

Cisco は最近、インテリジェント ネットワークの Sheer Networks、セットトップボックス (STB) メーカー Scientific-Atlanta、ネットワークメモリ技術会社 Nemo Systems など、積極的に買収を進めており、今回の SyPixx 買収もその流れにある。

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