フラッシュメモリ業界大手の Micron と Lexar が合併へ半導体メーカーの Micron Technology (NYSE:MU) は8日、フラッシュメモリストレージ製品大手の Lexar Media (NASDAQ:LEXR) を約6億8800万ドル相当の株式交換により買収することで、両社が合意に達したと発表した。
株式交換比率は、Lexar 株1株に対して、Micron 株0.5625株となっている。Micron 株の7日の終値14.98ドルと、Lexar 株の同日終値7.09ドルから計算すると、Micron は19%のプレミアムを上乗せした買収条件を提示した形になる。 両社の合併により、Micron の NAND 型フラッシュメモリに関する半導体技術および製造施設と、Lexar の NAND 型フラッシュメモリ応用製品/ブランド力/販売チャネルが組合わさることになる。 フラッシュメモリは、電力を供給しなくともデータを保持できるため、デジタル オーディオ プレーヤやデジタルカメラなど、様々な携帯電子機器メーカーがこぞって用いている。 調査会社 Gartner のアナリスト Joe Unsworth 氏は今回の買収について、競合相手として SanDisk、Samsung Electronics、東芝が存在する NAND 型フラッシュメモリ市場で、Micron が大幅に立場を強めると語った。 Unsworth 氏は次のように説明した。「Lexar はコントローラ技術に非常に長けており、ハイエンドのデジタル写真市場で強みを持つ。一方 Micron は、NAND 型フラッシュメモリに力を入れており、今回 Lexar を通じ NAND 型フラッシュメモリの一部について販路が拡大する。こうした状況から、Micron と Lexar 合併後の新会社は、SanDisk と互角の戦いをするだけの戦力を概ね整えることになる」 苦境にあえぐ Lexar にとっても、Micron の買収提案は救いの手となった。Lexar は6日、2005年第4四半期決算について、業績見通しを下方修正した上、決算発表と電話会見の予定を延期すると発表していた。 Lexar 会長兼 CEO の Eric Stang 氏は、次のように述べている。「今回の買収を通じて、当社のコスト構造を今まで以上に事業状態と適合するものにし、より効果的に競争していくために取引規模と開発規模を拡大できるものと期待している」 Micron による Lexar 買収手続きは、規制当局および Lexar 株主の承認を経て、第3四半期末までに完了する見通しだ。 関連記事 最新トップニュース
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