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2006年3月14日 13:20

VeriSign、企業買収でデジタルコンテンツ配信サービス市場へ参入

著者Clint Boultonオリジナル版を読む海外海外発
VeriSign (NASDAQ:VRSN) は13日、デジタルコンテンツ配信技術会社 Kontiki (株式非公開) を買収し、ブロードバンド コンテンツ配信サービス市場へ参入すると発表した。

両社は買収について最終合意に達しており、手続きは第1四半期中に完了する見通しだ。買収額は、現金6200万ドルとなっている。

Kontiki は、P2P 技術を用い、インターネット越しに動画やソフトウェアなどのデジタルコンテンツを配信するグリッド ソフトウェア プラットフォーム『Delivery Management System』(DMS) を開発している。同社プラットフォームの用途は、企業内および企業間コミュニケーションや顧客サポートに用いるデジタルコンテンツの配信だ。

Kontiki の配信技術は、P2P 型のネットワークトポロジを使う事で、サーバーだけでなくクライアントシステム側のストレージやネットワーク帯域も活用できるため、容量の大きなコンテンツ配信の際に、高い効率を実現する。リッチメディアなどの配信需要が高まる中、こうした点が、コンテンツ配信技術市場における Kontiki の優位性になっている。

VeriSign は、ブロードバンドネットワークを通じてパソコン、テレビ、ポータブル機器にリッチメディアコンテンツを配信する『Broadband Content Services』プラットフォームの土台として、Kontiki のシステムを利用する。

VeriSign デジタルコンテンツサービス担当副社長 Jeff Treuhaft 氏は、次のように述べた。「われわれの観点からすると、収束は機器側ではなく、ネットワーク側で進んでいる。携帯電話/パソコン/IP テレビ体験を結合し、何か非常にわくわくするものを消費者に提供することで、優位性を得たいという企業が、コンテンツ所有者やメディア企業、そしてサービス運営会社を問わず多数存在すると、当社は痛感している」

同氏は Kontiki が企業側と消費者側の両面で、優れた顧客体験という実績を多数重ねてきたとし、Kontiki を獲得することで、VeriSign はブロードバンド コンテンツ配信サービス市場において主導的な地位に立てると述べた。

Kontiki の配信技術を利用し、自社ブランドサービスとしてコンテンツ配信を行なっている顧客の中には、America Online (AOL) や British Sky Broadcasting (BSkyB)、Verizon Communications など、大手の名前が並んでいる。

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