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BMC、買収によりサービス管理製品の補強へBMC Software (NYSE:BMC) は27日、イスラエルの Identify Software を現金1億5000万ドルで買収することで両社が合意に至ったと発表した。この買収で、BMC の企業向けサービス管理製品群に、新たな要素が加わる。買収手続きは4-6月期に完了する見通しだ。
Identify が開発しているのは、アプリケーション問題解決 (APR) ソフトウェアだ。これは、『J2EE』(Java 2 Platform, Enterprise Edition) や『.NET』あるいは『Windows』で稼働するアプリケーションについて、重要なサービス間トランザクションの遅延や欠損が起きる前に、その原因となる不具合を特定するのに役立つ。 調査会社 Forrester Research のアナリスト JP Garbani 氏によると、Identify の『AppSight Problem Resolution System』は問題の検出と情報収集のため、特許技術『Black Box』を用いるという。収集した情報をもとに、問題が起きる手順を再現でき、IT 管理者によるデバッグ作業の助けとなる。 BMC には既に『PATROL』シリーズというアプリケーション監視ソフトウェアがあり、同社にとって Identify の技術は完全に新機軸というわけでもない。しかし PATROL には、Identify 製品の持つ見通しの良さや幅広さが欠けていると、Garbani 氏は指摘する。 BMC は Identify の買収により、サービス管理製品群の穴埋めができるほか、500社を超える Identify の顧客も手に入る。Identify の顧客には、中規模から大規模の企業やソフトウェア会社が多い。 アプリケーションの欠陥やエラーなどの問題を解決して、運用状態を維持し、継続的な可用性を実現する管理ソフトウェアの市場規模は、数十億ドルに及ぶ。同市場ではここ数年、数億ドル規模の買収が続いている。 CA (旧称 Computer Associates International) は、Wily Technology を3億7500万ドルで買収すると1月に発表し、今月7日に手続きを終えた。Wily のソリューションは、アプリケーションの処理速度低下や機能不全が生じた際、システム全体の性能に悪影響が及ぶ前に、問題発生を検出し診断作業が行なえるものだ。 CA (NYSE:CA) は2005年にも、インテリジェント ネットワーク管理ソフトウェアの Aprisma Management Technologies を擁する Concord Communications を3億5000万ドルで買収している。 また IBM (NYSE:IBM) は、2004年にアプリケーション性能管理 (APM) ソフトウェア開発メーカー Cyanea を買収した。Hewlett-Packard (NYSE:HPQ) および Mercury Interactive (NASDAQ:MERQ) も、同分野で競合している。 関連テーマ
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